Appleが2021年モデルとしてリリースを予定しているiPhoneは、マイナーアップデートにも関わらず、iPhone 13シリーズの名称が与えられて登場する可能性がある。
デザインを刷新せず、部分的なアップデートに留まった年度の新型iPhoneは、これまでの数字を引き継いで、末尾に「S」の文字を付け加えられてリリースされていた。
しかし、2021年モデルとして登場予定のiPhoneには、2020年モデルのiPhone 12シリーズからバージョンを引き継いだ「iPhone 12S」ではなく、「iPhone 13」のモデル名が与えられている可能性が出てきたのである。
リーカーのDuanRui氏がTwitterに投稿した画像は、iPhone 13シリーズ用としてAppleが用意したアクセサリーのパッケージのようだ。
この画像は、中国のSNSであるWeiboに投稿されたものをRui氏が引用ツイートしたもので、パッケージの内容からは、品目を確認することはできない。おそらく、Apple純正のシリコーンケース辺りのパッケージなのだろう。
Appleは、2021年初めに、次期型のiPhoneとして相応しい名称について調査を行っている。この調査では、今後リリースするiPhoneの名称について、相応しいと思うものを選択肢から選ぶという内容で、調査で判明した結果は、多くのユーザーが「iPhone 13」の名称を望んでいること。
なお、iPhone 13以外の選択肢には、「iPhone」や「iPhone 12S」の選択肢も用意されていたが、前者は26%、後者はわずか13%のユーザーしか望んでおらず、「iPhone 13」の38%が優勢だった。
しかし、ここに来て海外では少なからずザワつきの声も聞こえている。それが、13という数字である。
日本は、4や9といった数字は、「死」や「苦」を連想することから忌避する文化である。しかし、海外では、13を嫌う文化が存在するのだ。トリスカイデカフォビアといわれる13を嫌う文化は、欧州を中心に存在し、日本でも「13日の金曜日」という映画を知る人は多い。
調査によって明らかになった事実は、13を用いたモデル名を使用した場合、Appleは売り上げの減少する可能性があり、13を避けることがAppleの利益に繋がるとの報告が上がっているようだ。
過去にAppleは、iPhone 8をリリースした後に、iPhone X(10) をリリースしている。iPhone 9の存在を排除したナンバリングを考えると、これはアジア圏が嫌う数字を忌避したと思われていたが、13を使用することに対しての抵抗は生まれなかったのだろうか。
Rui氏がツイートした画像の信頼性については不明だが、Rui氏の情報は正確な内容も多く、おそらく今回も正しい情報なのだろう。
iPhoneの発表イベントは、従来通りのスケジュールであれば9月に開催される。iPhoneの進化は、2021年もストリーミング配信で確認することが可能かもしれない。
iPhone 13 🤔 source: https://t.co/INCk7dSbj9
Let me emphasize again that I am not a leaker. I don’t have first-hand information. I just reprint some information that I have seen that I feel is relatively reliable. pic.twitter.com/Avy9ndDT4Q
— DuanRui (@duanrui1205)
Via: Consomac