iPhoneから新たにiPhoneに買い替えて落ち着いたところでやるべきことは、以前使ってたiPhoneのバックアップを消すこと。
パソコンにバックアップしてる方は、早々にしなくても問題ありませんが、iCloudにバックアップを取られてる方は早めに削除をします。
iCloudを無料でお使いの場合、提供されている記憶可能容量は5GB。
私の場合、以前使用していたiPhone5Sのバックアップが、2.7GB保存されていました。
実に半分以上占有してるバックアップが、今は手放したiPhoneだとしたら勿体ない!
下取りに出したなら まず問題はないかもしれませんが、ヤフオクなどで転売をしたのにデバイス情報が残ってる方は、これも自ら削除をされた方がいいので方法を紹介したいと思います。
パソコンからも削除できますが、今回はiPhoneから操作をしました。
その理由として、今使ってるiPhoneと、以前使っていた物の違いがハッキリと分かること。
古いバックアップを削除する
1.設定からiCloudを開く。
設定 > iCloud
2.「容量」をタップする。
3.「ストレージを管理」をタップする。
4.不要なバックアップをタップする。
現在アクセスしているiPhoneには、端末名の下に「このiPhone」という表記が追加されています。それ以外のバックアップで不要になった物を削除します。
5.「バックアップを削除」をタップする。
その後で最終確認が画面下に出るのでそれもタップします。
前の画面に戻っても使用できる空き容量が増えていないことがありますが、一度ホーム画面に戻り、再度同じページを開くと、空き容量が増えていることが確認できます。
デバイス情報の削除
デバイス情報とは、Apple IDに関連づけられた端末情報です。通常、端末が譲渡されると、その方のApple IDでログインされて、ご自身のApple IDからは削除されるそうですが、なぜかいつまでも情報が残っていることがあります。
セキュリティ上、あまり宜しい現象ではないので削除を行います。
1.設定からiCloudを開く。
設定 > iCloud
2.名前とメールアドレスが表示されている部分をタップする。
3.「デバイス」をタップする。
4.削除する端末をタップする。
使用中のアップルIDが登録されている端末が一覧表示されます。既に譲渡をして手元にない端末をタップしてください。
どれを削除していいのか分からない場合は、端末に使用している名前の下に端末製品名が表示されていると思います。現在アクセスしている端末には、その製品目の前に「この」という表示が追加されていますので、それ以外のiPhoneから不要な物を削除してください。複数台同機種をお持ちで、それでも譲渡済み製品が分からないときは、端末名をタップして次の画面に行きます。シリアル番号が記載されていますので、それで絞ってみてください。
注意が必要な点があります。
一度タップをしても次の画面に切り替わるまで必要以上に時間がかかることがあります。30秒待ってもまだ画面が切り替わらないときは、もう一度タップします。
焦って連打したりすると私のように違う端末情報を開いてしまい、それを確認もせずに削除してしまう悲劇が訪れてしまいます。気長にお待ちください。
5.「アカウントから削除」をタップ。
確認画面が出たら、もう一度「削除」をタップします。
他の人が自分のiCloudで復元とかしてないか確認する方法はありますか?
残念ながらありません。以前はパソコンのiTunesのアプリ別プロパティ情報に、そのアプリを購入したAppleIDが表示されていたため、遠回しの確認方法になりますが、アプリを確認することでそういった痕跡を見つけることもできました。今は(CloudバックアップやPCバックアップに限らず)iTunesからアプリを見ることはできないのでそれもできません。
もしAppleIDのパスワードが盗まれたのであれば、そのパスワードやSNSやメールなどのパスワードを変更することをお勧めします。
じゃあもし、復元されたらどういうことをされたりしますか?
あとパスワードを変更したらその人はiCloudにログイン出来なくなるとかAppleストアにログイン出来なくなるとかで情報漏れはなくなるんですか?
翔吾さんのデータで復元されると、翔吾さんが普段使っているように使えます。AppleIDのパスワードを変更することで、iCloudへのログインは不可能になります。それに伴って、バックアップデータやiCloudと同期している内容も、新しいパスワードを求められて更新はされなくなります。
ただ、現状AppleIDに接続されているデバイスに不審な端末が含まれていない場合、相手は自分のAppleIDでログインしているはずなので、iCloudの情報を盗み見ている可能性は低いと思われます。もし見ているとすればiCloudメール。パソコンで見ているなら、iCloudメール、メモ書き、Safari、連絡先やカレンダーと言った、iCloudを通して同期している物がのぞき見できてしまいます。
これも注釈があります。AppleIDにログインすると、Appleから「お客様の Apple ID(メールアドレス)が、ウェブブラウザから iCloud へのサインインに使用されました。」というメールが届きます。それが届いていないのであれば、ログインしてのぞき見られていることはありません。
まず、自分のiCloudで復元されたとしたらそこから相手は自分がいれたアプリやゲームのデータも相手に見られたりアプリを簡単にいえば同期をされたり、復元後でもそのようなことご起こるのでしょうか?
そういうことになりますね。なので、これ以上の被害が出ないように、AppleIDやアプリ、メールのパスワードを変更します。そうすることで、それ以上相手に情報が渡ることはなくなります。残念ながら、一度相手に渡ってしまった情報を遠隔操作で消すことはできません。IMAPメールと言って、GoogleやiCloudメールは常にサーバーからデータを集めているので、このメールに関してはパスワードを変更することで一発解消します。
復元後はTwitterとかLINEとか最初からパスワードとか聞かれない状態からスタートできるのでしょうか?
復元で戻した場合、LINEのパスワードも聞かれずログインが完了しています。綺麗に履歴まで残ってます。。。
Twitterに関しては、iPhoneの設定にSNSの欄があり、そこのTwitter情報を登録していれば、復元でログインが完了してしまうと思われます。(Twitterに関しては未確認のため曖昧でごめんなさい。)
相手が復元後に自分がアプリとかをいれたらあっちにもアプリが入りそのデータがあっちに渡ると言うことですか?
簡単に言えばそういうことです。
でも相手が復元したらiCloud自分使いますよね、その時に自分のiCloudで復元したら自分の端末にもメールなどが届くのですか?
復元=ログインになるので、新しいログインがある旨を通知するメールが届くはずですよ。
あと同じiCloudしていたらそのデバイスの情報とか見れたりしないのですか?
iCloudへのログインは、ログインがあったメールは届きますが、デバイス情報の欄には表示されません。