Android搭載スマホを所有するユーザーの中で、iPhoneに買い換えを検討するユーザーは、iPhoneシリーズの中でも最大のディスプレイサイズを誇るiPhoneに興味を示しているようだ。
SellCellは、2021年モデルとしてAppleがリリースする予定のiPhone 13シリーズについて調査を行っている。調査の結果、明らかとなったAndroidユーザーの傾向は、大画面を好むという結論。
iPhone 13シリーズは、2020年モデルのiPhone 12シリーズと同様に、iPhone 13 mini、iPhone 13、iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxの4タイプがリリースされる見込みである。このリリースを見込む次期型のiPhoneシリーズを材料として、SellCellは様々な調査を行った。
中でもとりわけ目についた質問は、買い換えを検討するのであれば、どのモデルに関心を持つのかという内容で、少々興味深い結果が出ている。Androidユーザー特有なのか、それとも海外の調査結果であることが起因しているのかは不明だが、日本の選択肢とは異なる点が見てとれる。
調査の結果、iPhoneへの乗り換えに前向きなAndroidユーザーが、iPhone 13シリーズに買い換える場合、39.8%の人がシリーズ最大級のディスプレイサイズを誇るiPhone 13 Pro Maxに興味を示していることが判明した。
次いで関心の高かったモデルはiPhone 13 Proの36.1%、iPhone 13 Proと同サイズのiPhone 13は19.5%、最小モデルのiPhone 13 miniが4.6%と続いた。
日本では用途やカラー、持ちやすさとのバランスを考慮した選択が多いのか、iPhoneを所有するユーザーの手のひらには、2020年モデルであればiPhone 12やiPhone 12 Proといった中間サイズのモデルを手にしていることが多い。
Androidは画面サイズが大きくなければ操作がしづらいという意見も聞くことから、iPhoneを使用したことのないAndroidユーザーは画面サイズに拘りを見せるのかもしれない。しかし、もしかするとアメリカ特有の選択肢が顔を覗かせて、フル装備である最高グレードを選択肢として持ち出した可能性も否めない。
この調査は、アメリカ在住の18歳以上を対象としたアンケートで、5,000人以上のAndroidユーザーからの意見が元となっている。