Photo:AntonioDeRosa
2021年モデルとして長く発表が噂され続けた次期型のMacBook Proが、いよいよ10月の発表イベントでお披露目される可能性がある。
BloombergのMark Gurman氏は、週間ニュースレターのPower Onで、情報筋から得られた情報として、新しいハイエンドのMacBook Proが11月の発売を予定していることを伝えた。
Gurman氏によると、発表イベントは10月中に開催される予定だが、発売時期については遅れる可能性があり、11月の発売になることも視野に入れているようだ。
処理装置には、M1Xチップの搭載が見込まれているが、その性能は2タイプ存在するそうで、グラフィックスの処理能力に違いが現れる。
データの処理を担うCPUは10コアで、そのうち8コアは高性能コアとして高速処理に向けられている。残りの2コアは、負荷の少ない状態で電力を抑えるための高効率コアで、メールの閲覧など、高いパフォーマンスを必要としない状態で使用される。
2つのグラフィックスオプションには、16コアと32コアのバリエーションが用意されるようだが、購入時にオプションとして選択が可能なのか、それともディスプレイのインチサイズをベースに固定される仕様なのかについては不明である。
すべてを刷新して登場との噂がある次期型MacBook Proは、これまでの13.3インチモデルを廃止し、14インチと16インチのバリエーションとなる見込み。
Intel製のCPUを搭載したモデルは用意されず、Appleシリコンを搭載したモデル構成のみで、トータルの性能が躍進すると期待されている。
装備については、一度廃止されたMagSafe充電端子やHDMI、SDカードリーダーの復活が見込まれており、新しい入力方法として登場したTouch Barの廃止がささやかれている。