iPhoneの2021年モデルは、カメラ機能の強化として、すべてのモデルにセンサーシフト方式の手ぶれ補正を搭載する可能性がある。
2020年モデルとして登場のiPhone 12シリーズは、最上位モデルのiPhone 12 Pro Maxのみに採用されたカメラシステムである。
iPhone 12 Pro Maxの広角レンズに搭載されたセンサーシフト方式手ぶれ補正は、デジタルカメラの補正技術として定着しているもので、その名の通りセンサーが手ぶれを相殺する役割を担っている。
この手ぶれ補正が全モデルに搭載されるとの情報は、DigiTimesがVCMメーカーの情報と共に報じたもの。VCMメーカーは上半期にiPhone全モデル用のセンサーシフトOISの供給を考慮して30から40%の増産体制に入るようだ。
VCM(ボイスコイルモーター) とは、カメラユニットに内蔵のモーターで、非常に小さな距離を駿足で移動させるための部品である。
iPhone 13シリーズは、背面カメラユニットの突出が、2020年モデルのiPhone 12シリーズよりも大きくなると伝えられているが、もしかするとセンサーシフト方式の手ぶれ補正を無理なく搭載するために余裕を持たせているのかもしれない。
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