情報源がはっきりとしないが、Appleは2021年後半にiPad miniのProバージョンを発売する可能性がある。
この情報を公開した人物はyeux1122氏。韓国のブログサービスNaverに投稿された内容には、iPad mini Proが開発中の段階から発表前のプロトタイプのステップに進むことが記載されている。
次に進むステップは、品質評価の段階で、この段階でシステムの評価も行われ、問題が起きなければ製品化へ進む。
yeux1122氏の情報によると、iPad mini Proのサイズは8.7インチで、現在のiPad miniよりも横幅が広くなり、縦幅が小さくなるようだ。
冒頭で、情報源がはっきりしないと伝えた理由は、公開された情報を仕入れた情報筋あるいは関係者の存在が不明な点である。
情報を公開した人物のプロフィールを確認すると、医療や電子政府FSコンサルティングを生業としているようで、金融や電子機器の分野で何かしらのコネクションを持つ人物なのかもしれない。
先月、Macお宝鑑定団Blogは、中国のサプライヤーから得た情報として、次期型のiPad miniはディスプレイが大型化すると伝えていた。
その情報では、ディスプレイのサイズが7.9インチから8.4インチへとバージョンアップが行われ、見た目にはiPad Air 3のようなスリムベゼルが与えられると報じられていた。
今回の情報ではiPad mini Proとして情報が公開されているため、iPad Pro miniとして全画面ディスプレイを備えたものにはならない可能性があり、お宝鑑定団Blogが伝えたようにホームボタンを有するモデルになるのかもしれない。しかし、ここで整合性が保てなくなる。yeux1122氏の「縦が小さくなる、横幅が広くなる」という情報にポイントを置くと、ホームボタンを有さないモデルになる可能性が出てきてしまうのだ。
様々な情報や噂が流出するため、どの情報が正しいとは言い切れない。1つの可能性として捉え、様々なデバイスが登場する過程を楽しみたい。
なお、新型のiPad miniは、2021年3月に発表されると噂されている。