ドコモでiPhone本体を購入する際に、ほかの人はどのような支払い方法を選択しているのだろう。きっと人気の支払い回数に、偏りがあるはずである。この様に、支払いに関する内容が、気になったことはないだろうか。
そこで、ドコモショップを数件廻り、単刀直入に支払い回数について伺ってきた。結果は、ほかの支払い回数を含めたとしても、36回払いの圧勝である。
現在、ドコモでは4種類の支払い回数が用意されており、iPhone本体の購入は、その回数の中から希望に近いものを選択して購入しなければならない。
その支払い回数は、36回払い、24回払い、12回払い、一括払いの4種類となる。
従来までの支払い回数で、一番回数の多い支払い方法は24回払いだったが、現在は36回払いを選択することも可能なことから悩んでいる人は非常に多い。
そして、ドコモオンラインショップの価格を見たときには、その悩みは倍増するだろう。
上記の価格表示は2020年11月19日現在、ドコモオンラインショップの機種代金表示である。正確には、ドコモオンラインショップのiPhone 12 Pro 128GBへ機種変更を希望した際に、その商品ページ下部に表示されている画面のキャプチャである。解像度の圧縮は行っているが、一切修正していない。これが真実である。
この表示を見たときに、優良誤認に当たるのではないかと自分自身の中で問答したほどである。
頭金を0円として、24回払いと36回払いの月々の支払金を確認すると、どちらも3,586円なのである。
回数が1年分(12回) 減っているにも関わらず、月々の支払金に差額が出ない理由は、どちらも36回払いを基本とした機種代金の支払い回数を表示しているからとなる。この表示価格は、選択肢を36回から24回に変更することで表示の変更がなされる。
しかし、この表示が変わらない部分があるのだ。それが、ドコモオンラインショップで予約をしたiPhoneを購入するために、購入手続きへ進む画面である。
購入手続きをスタートする画面には、36回払いを基本とした同様の表示が行われており、その表示は固定されて変更することはできない。
手続きの終盤を迎える頃に、支払い回数を選択する画面では、月々の金額も正しく表示されるが、そこまで行かなければ正しい金額を知ることはできないのである。
iPhoneを予約開始日当日に急いで予約した人の中には、正確な月額を知る機会もなく、手続きの画面へ行き着く人もいる。私がその一人である。最初に表示された金額を信じて24回払いを選択し、支払い回数の選択画面で月々の金額を確認しない人がいないとは限らない。オンラインショップでの手続きには、ドコモショップの店員は付き添わない。くれぐれも注意して手続きを進めるようにしたい。