ドコモオンラインショップで5G対応のiPhone 12 Proを予約した。現在使用中のパケット定額は、シェアパックである。ここで問題が出てくるのだ。
シェアパックは5G契約に対応しておらず、iPhone 12シリーズや、次期iPhone 13シリーズは、必然的に5G対応のギガホやギガライトへ契約の変更を余儀なくされる。
しかし、シェアパックに関しては、以前取り上げたように子回線のみで継続可能である。シェアパックを子回線で生かしたい人は、こちらをどうぞ。
話を戻して、シェアパックの親回線と子回線のプラン変更は、どのタイミングで行うのがベストなのだろうか。オンラインショップでiPhoneを予約し、実際に経験をしたため、この工程をお話ししたいと思う。
なお、私が機種変を行う予定の契約は、シェアパックの主として契約をしているものであるため、文章の流れが主回線寄りの話となる部分がある。子回線でも同じのため、そのことを予めご理解の上読み進めていただければと思う。
シェアパックの親回線を5Gプランに変更する場合、紐付いている子回線の契約は、先にプラン変更を行うことで、スムーズにiPhoneの入手が可能である。
もし、子回線の契約がシェアパック子回線のままであれば、iPhoneの購入手続きを進めようとしても、途中でそのことを注意されて先に進むことができない。その足止めを食らった手続き画面が、上の画像である。
なお、新しくiPhoneを買い換える契約回線が、シェアパックに紐付いている子回線の場合であっても同様に手続きを進めることはできない。
シェアパックに含まれる回線契約に、割賦の残債が出ていないのであれば、ベストな方法は、ドコモショップへ行き、すべての子契約をギガホやギガライトに変更することである。計算をしてみると、数百円の単位ではあるが、シェアパックよりも安くなる場合が多い。
ただ、注意点が1つある。割賦の残債がある場合、その契約をギガホやギガライトに変更すると、購入割引(月々サポート) がなくなる。そのため、残がある場合は、月の支払額を計算し、ギガホやギガライトへ変更するか、あるいは先にお伝えしたようにシェアパックの継続を選択するのか、十分に検討をしたい。
そして、ここからが、知らずにいると面倒なのである。
シェアパック全部の回線をオンライン上で変更していく作業は非常に面倒であり、ドコモショップ店頭で手続きを行う方が楽である。もちろん、契約者本人が立ち会わない場合には、電話での本人確認などを必要とするが、それでもオンラインよりはマシである。
しかし、ドコモオンラインショップでiPhoneを予約している場合、ドコモショップ店頭では、その回線のプランを変更することができない。エラーが出るのである。
つまり、この状況で、店頭でできることは、子回線の契約を変更することが可能ということと、主回線のプラン変更はできないが、廃止の手続きは可能という具合になる。
ここで間違えてはいけないことは、主回線のプラン変更手続きはオンラインショップで予約が入っており、店頭で受け付けることはできないが、オプションの手続きは可能であるということ。
これから私と同じ手続きを行う場合、2択の選択肢が残される。
1つ目は、ドコモオンラインショップでシェアパックの子回線をコツコツと手続きする方法。
もう1つは、ドコモショップ店頭へ行き、子回線の契約を変更、あるいは、シェアパック全体の廃止手続きを行う方法である。
私のとった方法は、あとに引き下がる方が面倒であったため、店頭でシェアパックの廃止手続きと、子回線をギガライトへ変更する手続きを行った。
主回線のプラン変更手続きに関して、ドコモオンラインショップが、その枠を抑えている状態にあっても、ドコモ店頭でオプション契約の操作は可能であり、オプション契約となるシェアパックの廃止手続きは可能なのだ。
ギガホやギガライトと、シェアパックは混同しがちであるが、前者は契約プランであり、後者はオプションプランである。
シェアパックの廃止は、翌月からの適応となるため、ドコモオンラインショップにiPhoneが入荷している状態で、尚且つ同月中に購入手続きを完了する方向でスケジュールを調整しているのであれば、私がとった方法と同じ手段をとるのが一番楽かもしれない。
知らずにいると、これは逆に面倒な話だが、最短ルートを探ると、私のとった方法や、店頭で子回線の契約変更を行う手段がベストのように感じる。最も、あとで主回線の契約プランの変更をiPhone購入時にオンラインで行わなければならないことには変わらないため、面倒であることに違いはないが、予め知っている余裕の違いは大きい。私のように、店頭で発狂寸前になる人が一人でも減りますように。
▼iPhone 12シリーズ以降は充電器付属なしです。