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2021年モデルとして登場予定の新型Apple Watch 7は、ディスプレイサイズが大きくなって登場する見込みである。
BloombergのMark Gurman氏は、新しいApple Watchが、これまで以上に多くのデータを表示するように、情報量の限界に挑戦していると伝えた。
Gurman氏によると、Watch本体のサイズを現行のApple Watch 6と比較すると、40mmと44mmの本体サイズが、41mmと45mmに拡大される。
ディスプレイの大きさについては、45mmのモデルが、従来の1.78インチから約1.9インチの大きさになり、解像度が368×448から396×484pxに表示を拡大。16%も表示領域が増えることになる。なお、41mmモデルについて詳細は不明だが、45mmと同様に16%増の表示領域を得ている可能性がある。
ディスプレイサイズの大型化に伴って、文字盤(ウォッチフェイス) も新たに追加されるとの情報があった。この文字盤についてもGurman氏は触れており、従来のデザインとは別に、新たに加えられるデザインを紹介している。
これまでと異なるデザインは、Modular Max、Continuum、WorldTime、Hermes、Nikeの5タイプ。
Modular Maxでは、デジタル時計や温度計の表示と、そのほかの様々な情報コンプリケーション表示が、小さい物と大きい物で折り重なるように表示される。
Continuumは、時刻と共に変化する文字盤を採用。
WorldTimeの文字盤では、24のタイムゾーンを同時に確認することが可能のようだ。表示は、外側の文字盤にTimeゾーンの時刻が表示され、文字盤の内側には複数の時刻がすべて同時に表示されるもので、Patek Philippe、Breitling、Vacheron Constantinが採用している文字盤に類似する仕様のようだ。
ブランドの文字盤として、HermesとNikeにも新しいデザインが与えられ、Hermesには時刻ごとに数字が変化する文字盤、Nikeには人の動きに応じて動く数字が特徴的な文字盤がお目見えするようだ。
Apple Watch 7は、iPhone 12シリーズやiPad Pro、iMac 24に採用のフラットエッジへとデザインを刷新し、バッテリーの大型化などが期待されている。
発表は、2021年中に行われる見込みだが、Nikkei Asia並びにBloombergが報じた内容によると、Apple Watchの製造を担うサプライヤー間で問題が発生しており、発売が少々延期される可能性がある。
Via: MacRumors