Appleは、サポードドキュメントを更新し、2021年モデルのiPad Proに関する修理サービスについて公開した。
このサポートドキュメントには、iPadの修理サービスについて必要な情報が記載されており、料金や修理に要する日数、その他の項目など、詳細が分かりやすく示されている。
その中でも修理を依頼するユーザーが最も気になる部分として修理費用がいかほどになるのか、金銭面での疑問を解消するために、Appleは分かりやすい内訳を公開している。
新たに2021年モデルの修理費用が露わとなったのは、iPad Proの発表後。予約が開始されると共に公開された修理費用には、2通りの料金が記載されており、AppleCare+を使用した場合と、保証対象外の修理を依頼した場合の料金が具体的な価格で表記されている。
その内容を確認すると、第5世代のiPad Pro 12.9インチを修理した際に必要となる費用は、最大で85,580円。この金額は、税込みとなる。
有料保証サービスのAppleCare+が有効なiPad Proを修理に出す場合、必要になる修理費用は4,400円(税込) 。
デバイスの購入金額が高額になれば、修理費用がかさむことは当然といえば当然であるが、保証無しでご使用のiPadに降りかかる突然の85,000円は相当な痛手である。
デバイス本体の購入費用が高いだけに、保証をケチりたい気持ちも理解できるが、持ち歩くことができる高額なデバイスは、いくら大切に取り扱ったとしても不意の事故からは逃れることはできない。
AppleCare+の保証は1年間に2回まで、過失や事故による破損に対する修理を受けることが可能。保証の購入は、iPadの購入日から30日以内に限定されていることに注意したい。
AppleCareの購入方法は、デバイス上のホーム画面から「設定 > 一般 > 情報」から「AppleCare+ 保証を追加できます」。