Appleは、早ければ4月にも新型iPad Proの発表を行うといわれるており、この度そのiPadらしき痕跡が発見された。
9to5Macの情報によると、新しいiPadのコードネームは、J517、J518、J522、J523。発見された場所は、Appleが開発者に公開する次期型のiOS 14.5ベータ版である。
この新型iPadに搭載される処理装置は、A14Xチップで間違いないようだ。A14Xチップは、2020年モデルのiPhone 12シリーズやiPad Airに搭載の処理装置をベースに、チューニングが施されたモデルである。
5番目のベータ版から発見された情報では、これまでに使用されたことのない13Gというチップがグラフィックスを参照していることが判明。9to5Macによると、この13Gは、A14Xチップを指すものと捉えて問題ないことを伝えている。
A14Xは、AppleシリコンのM1チップに用いられたコードネームT8103に基づいており、処理速度の大幅な向上が見込まれている。
もしかすると、AppleはMacとiPadの性能差を極力抑えるように、全体的なパフォーマンスの向上を図る計画を立てているのかもしれない。
以前、次期型のMacに搭載の処理装置M1Xチップのベンチマークテスト結果が公開されていた。そのテスト結果を見る限りでは、次期型のMacはデータの処理性能に関して大幅な変更は加えられていない。
ベータ版からは、MacでiPhoneやiPadのアプリを使用するための前準備が行われていることもあり、パフォーマンスの平均化は必然なのかもしれない。
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