先日、iPhoneのiOS 13.5 ベータ版に、モバイル充電モードに関する記述が発見されたと伝えたが、どうやらシステムの開発が難航しているようだ。
BloombergのMark Gurman氏によると、Appleは、iPhoneの背面に張り付くバッテリーパックのアタッチメント開発に1年近く取り組んでいる。
また、システムの改修にも取り組んでいるようで、見た目にシンプルなバッテリーパックは、難題を多く抱えている。
システム部分に関しては、バッテリーパックを接続しているときに、システムが熱暴走の判定を起こすことと、バッテリーパックを脱着する際の問題に取り組んでいるようだ。
カラーラインナップについては不明だが、バッテリーパックのプロトタイプには、白いゴムの外装をまとったモデルもあるようで、デザイナーのParker Ortolani氏が公開したモデルに似ているのかもしれない。
サイズは、Apple純正のウォレットと同等のサイズになる見込みである。
MagSafeを用いたスマートバッテリーシステムは、これまでのスマートバッテリーケースとは異なり、iPhoneの背面に張り付く形で機能する。
ケースとしての機能は持たないため、汎用性が高く、今後リリースされるMagSafe充電に対応したiPhoneすべてに対応すると考えられている。
一部のユーザーからは、MagSafeの磁気が弱いために、ウォレットケースなどのアクセサリーが脱落してしまうとの意見もあるが、Appleは次の一手としてカスタマイズされたMagSafeも用意している可能性があり、あまり心配する必要はなさそうだ。
MagSafeプラスという仮名の次期型MagSafe充電は、MagSafeの充電機能に変更はないが、張り付く力を強くするために強い磁石が採用されているといわれている。
Appleは、要所要所でMagSafeとMagSafeプラスを使い分ける可能性があり、バッテリーパックのように重みのあるアクセサリーにMagSafeが用いられるのであれば、MagSafeプラスが採用される可能性がある。
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Via: MacRumors