Appleが2020年にリリースを予定しているiPhone 12シリーズの5G搭載モデルについて、5Gチップを提供するQualcommは、出荷の遅れが発生する可能性をほのめかした。
Qualcommはロイターに対し、フラッグシップとなる電話の発売が遅延したことによる部分的な影響が出ており、一部のユニットは予定よりも一つあとの四半期にずれ込むと伝えている。
遅延が発生している取引先の名前は伏せているが、この影響はAppleのiPhoneに搭載される5Gに関するものの可能性は高い。
iPhoneは、例年通りであれば9月の発売が通常となるが、7月から9月となる第4四半期からの遅延となるのであれば、発売は10月以降となる。
発売は、世界的な健康機器による影響で、遅延あるいは延期の情報が複数から出ており、1ヶ月少々の遅れは可能性として高いものとなっている。
iPhone 12シリーズは、スタンダードモデルを2台と、高性能モデルを2台、合計で4タイプのリリースを予定している。
別の情報筋から得られた情報では、発売日はタイプ別に異なるとの噂もあり、LTEモデルが10月中旬、5Gモデルが11月という予測も出ている。
現在、全タイプで5Gをサポートしている可能性と、スタンダードモデルでは5Gをサポートしていないとする噂もある。5Gのモデルに遅延が出ているのであれば、LTEモデルから発売されるのが理にかなった情報となるが、一般的にハイスペックモデルから発売されるのが通例となっている。