Appleは、開発者向けとしてiOS 15.1の2番目にあたるベータ版を送り出した。
その中に含まれるアップデートの内容は、ロック解除に関する問題の修正で、Apple Watchを利用し、iPhoneの解錠に関する事柄である。
Appleは、iOS 14.5でマスク着用時のiPhoneロック解除に、Apple Watchを用いる方法を用意した。しかし、残念なことに、iPhone 13を使用するユーザーは、システムに問題を抱えており、Apple Watchでロック解除の選択肢を用いることができなかった。
この問題の修正が、今回ベータ版として下りたiOS 15.1に含まれている。
現在起きている問題は、設定のFace IDとパスコードからApple Watchでロック解除機能を有効に使用とすると、iPhoneがApple Watchと通信できないエラーを吐き出すというもので、今回のベータ版を適応すると機能が正常に使用可能となる。
この問題に対して、Appleは、将来的にリリースする一般向けのiOSに修正済みのプログラムを配信することを約束している。しかし、その時期は未定で、問題の修正が直近に予定されているiOS 15.0.1に含まれるのか、それとも数週間後にリリースが予定されている今回のiOS 15.1で修正を行うのか、明確な予定は不明である。
Via: MacRumors