BEATS STUDIO BUDS発表、AirPods Proに一歩及ばない点


BEATS STUDIO BUDS発表、AirPods Proに一歩及ばない点

有名人が着用している姿を公開したことで、発売前から知名度を上げたBEATS STUDIO BUDSが、ついに正式発表された。

日本の公式サイトには、今夏発売予定の記載。日本での販売は、17,800円(税込) の価格が設定されているようだ。カラーは発売前の情報通り、レッド、ホワイト、ブラックの3色がラインナップに揃えられている。

なお、米国では既に注文ができる状態。ただし、現在の注文は、予約注文として受理されるようで、最初の出荷、つまり発売となる日には、6月25日が予定されている。

AirPodsのようなステムの突起を有さないSTUDIO BUDSは、耳への装着時も非常にコンパクトな仕様となっている。

このイヤホンには、AirPods Proと同様に、周囲の環境音を音楽に取り込むモードや、アクティブノイズリダクション機能を備えており、価格を考えると購入の選択肢はBEATS一択になる。

BEATS STUDIO BUDS発表、AirPods Proに一歩及ばない点

気になる性能は、MacRumorsによるとAirPods Proと遜色のない性能で、費用対効果を考えると非常に優秀であることを伝えている。

ただし、環境音を取り込むモードやノイズキャンセリングの機能に関しては、AirPods Proに劣ると採点しつつ、それほど大きな違いではないと評価している。

価格を見たときの性能を考えると、AirPods Proよりも若干性能が落ちるようだが、トータルバランスを考えると、非常に優秀なイヤホンであることが分かる。

デメリットを挙げるとするならば、iPhoneのほかにMacやiPadなど、複数のデバイスを使用しているユーザーが悩むポイントが存在する。

それが、イヤホンの使用デバイスを自動で切り替える機能。AirPodsシリーズは、H1チップやW1チップを利用して、デバイスから別のデバイスへとペアリングを自動切り替える機能が備えられている。しかし、これらのチップはBEATSに装備されておらず、自動切り替え機能を利用することができない。

iPhoneのみ、あるいはMacのみなど、デバイスを切り替えず限定して使用する場合には問題にならないが、AirPodsからの乗り換えで、複数のデバイス間を1つのイヤホンで使用しているユーザーは、知らずに購入すると残念なポイントになりかねないため注意が必要だ。

STUDIO BUDSの仕様は、Apple MusicのDolby AtmosやSpatial Audioに対応しており、AirPodsシリーズと同様に自動認識して使用することが可能。

連続使用時間は、標準モードで視聴した際に最大8時間、ケースのバッテリーから充電して連続使用する場合には、トータルで最大24時間の使用が可能。ケース本体のバッテリーは、イヤホンを2回充電する能力が与えられている。

ノイズキャンセリングなどのモードを利用した場合には最大5時間、ケース本体のバッテリーから充電した場合には、トータルで15時間視聴することが可能となる。

重量は、片耳5.1g。長時間の使用でも耳への負担は、それほど大きくなさそうだ。

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