Appleは、WWDC 2021にて、次期iOSの通知画面がリニューアルすることを紹介した。
これまでも十分に見やすかった通知画面は、iOS 15へのアップデートで更に見やすさと分かりやすさを追求。
新たに登場する通知の一覧は、ユーザーのアクティビティを元に優先順位を計算し、自動で並び替えが行われる。
デザインも一新される通知は、表示方法にも識別を容易にする設計が追加されて、連絡先に登録の人物から送られた内容には、連絡先に登録の人物写真が表示されたり、アプリの通知には大きなアイコンを採用したりと、通知全体的に直管の識別を容易にする工夫が盛り込まれた。
通知の中でも重要度の低い内容に関しては、朝や夜など、最適なタイミングを見計らって、一括りの通知がなされるようだ。
なお、重要度が高い通知に関しては、優先順位が高くなるように設計されているため、大切な通知を見逃すことはない。
新しい通知機能は、これまで不便を感じていた部分にも着目し、一時的に通知をミュートにする機能が備えられている。ミュートにできる対象はアプリやメッセージで、任意のアプリや任意のメッセージ相手を一時的に通知しないよう手軽に設定が可能になる。
新しい機能は、開発者向けに本日2021年6月8日ベータ版がリリースされ、パブリックベータ版が7月、一般向けの正式リリースは秋に登場する。