AirPods Maxのバッテリー管理システムにバグが含まれている可能性がある。
昨年2020年の年末、12月15日に発売されたAirPods Maxは、AirPods最高峠のモデルとしてオーバーイヤー型のヘッドホンタイプとして登場した。
6万円を超える高級なワイヤレスヘッドホンは、正直なところ売れるのかと疑問だったが、その考えとは裏腹に、予約注文が開始されるやいなや年内の入手は困難を極め、供給が追いつかないほどのヒット商品となった。
そして2021年。新しい年の幕が開けると共に、多くの注文主の元へAirPods Maxが到着し始め、新たな問題が発覚しつつある。
MacRumorsは、読者からの情報として、バッテリーの異常消費を伝えた。
読者からの情報によると、夜にAirPods Maxをケースから取り出し、バッテリーの残量が85%の状態で約15分間使用して、そのままヘッドホンをケースに戻したところ、翌朝にはバッテリー残量が5%しか残っていなかったという。
AirPods Maxの使用後は、HomePodによるAirPlayを利用していたため、この様なバッテリーの減りが起こることには疑問があるそうだ。
本来、AirPods Maxの仕様では、使用を中止した5分後には低電力モードに切り替わり、その状態が72時間続くと超低電力モードに切り替わる。
スマートケースを装着した場合には、ケースに収納すると直ちに低電力モードへ切り替わり、18時間後には超低電力モードへと切り替わる。
AirPods Maxに異常が確認できた場合には、システムの再起動を試してみるといいだろう。AirPods Maxの再起動は、ノイズコントロールボタンとデジタルクラウンを同時に押し続ける。ボタンを押し続ける目安時間は、インジケーターライトがオレンジ色に点滅するまで。