一日中Macやパソコンを使用していると、夜になると目の乾きが酷くなり、疲れが酷い場合には眼球が梅干しのように萎れたような感覚に陥るときがある。この症状が出る前触れは、ディスプレイが眩しく感じるということ。この経験をなさるMacユーザーは多いのではないだろうか。
目がカパカパに乾いてしまったかのような疲労感は、その日一日の終了を意味し、翌日の朝も視力が回復しきらず、メガネでは視力を補正しきることができない。一般的に、人の目は午前中に最高の視力を発揮し、午後からは疲れと共に視力が落ちていく傾向にあるというが、酷い疲れを持っている人は、午後から好調という人も多い可能性がある。それとも、この現象は私だけだろうか。
目の疲れがあろうとも、“仕事” という重い2文字に、休むことはできず、しかし酷く辛い目の疲れ。そこで、私が実践している目へのストレス軽減と、梅干しのように萎れたかのような疲労感を一瞬で軽減する方法を紹介したい。
正確には、目のドライアイや硬直の治し方だが、様々な法律の絡みがあるため、あくまで私が実践して効果があった方法として紹介しようと思う。この方法は、私の場合、確実に効果があり、治った方法ではあるが、症状が軽減された個人の意見としてご覧いただき、効果を保証するものでははいという点に予めご理解いただければと思う。
目薬を点したところで、改善される気配すらない目の疲れ。この酷い目の疲れを私が一瞬で治している方法は、ストレッチである。10代のように若い頃は、なにの意味も感じなかった目のストレッチだが、20代、30代と歳を重ねるごとに、その意味は大きくなる。ラジオ体操という、子供の頃に気持ちよさを感じなかったものが、20代を境に心地良さを感じるようなものである。
目のラジオ体操は、腕を伸ばして体をストレッチするように、眼球を上、斜め上、下、斜め下のように様々な方向へグーっと伸ばす。グルグルとは動かさずに、グーっと、眼球が動く限界の部分まで視点をずらす。だいたい1方向に3秒間、対角線上のストレッチを一対として2セットから3セット。
そのときに、痛みを感じる方向があれば、その方向へ向かって、グー、グーと多めのストレッチを続ける。現在、私のような目への疲労を感じている人は、今すぐ実践してみてほしい。
私の場合は、このストレッチで、萎れたかのように疲れ切った目の凝りがほぐれ、目の乾きが一瞬で治まってしまう。
ただ、やはり定期的なケアは必要で、私の場合は数種類の目薬を愛用している。「有効成分最大量配合」のように、最大量をウリとしている目薬も多いが、ストレッチの補助して併用するのであれば、下に表示した目薬程度で十分である。むしろ、ストレッチを行わずに最大量をウリにした目薬を点しても辛い目の疲れには焼け石に水。一切効果を感じることができなかった。もちろん多少の疲労感には、最大量が効果を発揮する場合もあるが、辛い疲れ目には無理。というのが私の結論である。
▼目ヤニが混じっているような潤いを感じる日や、火照りやまぶたの浮腫を感じる日に使っている目薬
▼部屋が若干乾燥しているとき、潤いを補充したいときに使っている目薬
※目薬は、同時に複数種類を併用しないこと。詳しくは、目薬付属の説明書きをご覧ください。持病を持っていたり、眼科を受診していたりする場合は、医師への相談もお忘れなく。