iPhone 13、「電波が無いところでもメールや電話」低軌道衛星通信接続モデム搭載か


iPhone 13、「電波が無いところでもメールや電話」低軌道衛星通信接続モデム搭載か

Appleが2021年モデルとして発表を予定する新型のiPhone 13シリーズは、キャリアの電波が届かない場所でも通話や通信を行うことが可能になるとの情報が出てきた。この情報の出所は、著名なアナリストであるMing-Chi Kuo氏。

Kuo氏によると、次期型のiPhoneには新型のモデムが採用されており、低軌道(LEO) 衛星通信接続を可能にする。

iPhoneで通話やメールを行うには、ドコモやau、ソフトバンクといったキャリアと契約し、キャリアの通信網を利用してデータの送受信を行う。しかし、山間部や海上など、一部の電波が届かない場所では、通話などの手段が立たれている現状がある。

Appleは、この問題に対して、地球上空に浮かぶ衛星を利用した通信を取り入れることを選んだようだ。

Kuoは、低軌道衛星通信に対応するためには、キャリアが衛星通信を事業とするグローバルスターと協力することだと説明している。この場合、通信にかかる費用に関しては、ユーザーは追加料金や契約を必要とせずに、キャリアが少々負担を背負う形になるようだ。

低軌道の衛星通信サービスに関しては、SpaceX社のStarlinkが有名だが、AppleはGlobalstarと協力することを選ぶだろうと伝えている。

iPhone 13シリーズのモデムは、衛星通信をサポートするようにカスタマイズされたQualcomm X60が搭載される見込みとなる。

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Via: MacRumors

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