Appleが2023年にリリースするiPhone 14は、折りたたみ式のディスプレイを搭載する可能性があり、そのディスプレイの開発に向けてLGディスプレイが開発の支援に乗り出したようだ。
DigiTimesは、業界筋から得た情報として、AppleがLGディスプレイに折りたたみ式パネルの開発を依頼し、新しいフラッグシップフォンの発売に向けて道を開いたと伝えている。
なお、LGディスプレイが実際の生産を担うのかについては明らかにされていない。
以前、BloombergのMark Gurman氏は、Appleが製品化を模索する折りたたみ式iPhoneについて、目標が定められておらず、この状況では開発には至らない可能性を伝えていた。
当初、iPhoneに搭載される折りたたみ式ディスプレイは、Samsungのフレキシブル有機ELディスプレイパネルが採用されるとの噂があり、AppleはSamsungからプロトタイプのディスプレイを既に調達済みといわれていた。
発売日に関しては、EqualOceanがデジタルメディア研究組織Omdiaからの情報として、2023年の発売を目標に開発が進められていることを伝えている。
ディスプレイサイズは、7.3インチから7.6インチになる見込みで、Apple Pencilに対応すると予測されている。
折りたたみ式iPhoneの発売、ターゲットが見定められずに難航か
Appleは、折りたたみ式のiPhoneの開発をそれほど急いでいない可能性がある。 2021年モデルとして登場を見込む次期iPhoneは、マイナーアップデートが施され、Face IDのほかにディスプレイ内蔵型の指紋センサーが搭載されると予測...