Appleは、充電に問題を抱えるApple Watchの修理プログラムを開始した。
対象となるモデルは、Apple Watch シリーズ5と、Apple Watch SE。
問題が発生するApple Watchは、動作環境としてwatchOS 7.2または7.3を搭載しているもので、使用中あるいは待機中に省電力モードへ切り替わると、充電器に接続しても充電されなくなる不具合が生じる固体がある。
Appleが公開した不具合の内容を確認すると、どうやらすべてのApple Watchが対象というわけではなく、ごく一部のApple Watchに見られる症状のようだ。
この問題に対して、AppleはwatchOS 7.3.1を正式リリースし、問題の解決を図っている。
ただし、一度症状の出たものは、Appleのサービスを受けなければ直らない可能性がある。
ご自身のApple Watchが、無償の修理サービスの対象であるかを調べるには、実際に充電を行い、充電状況の確認を行う。
Appleの説明では、充電に問題を抱えたApple Watchを充電器の上に置いて30分以上充電を行う。もし、それでも充電されていない場合には、Appleサポートに問い合わせるように促している。
watchOS 7.3.1正式リリース「充電の問題を修正」 / シリーズ5とSE、症状が現れてからでは手遅れ
Appleは2021年2月16日、watchOS 7.3.1を正式リリースした。 今回のアップデートは、2週間前に行われたアップデートの追加で、局所的に問題を修正したマイナーアップデートとなる。