AppleのARMベースMacは爆速決定か A14X Bionicは、インテルCore i9-9880Hと「ほぼ同等」


AppleのARMベースMacは爆速決定か A14X Bionicは、インテルCore i9-9880Hと「ほぼ同等」

Appleが今後リリースする予定のデバイスに詰め込もうとしているA14X Bionicプロセッサは、正気の沙汰とは思えない超ハイパフォーマンスを発揮する可能性がある。

以前流れていた情報によると、A14 BionicがiPad Proの2018年モデルに搭載されるA12X Bionicと同等の性能であるとされていた。しかし、今回Luke Miami氏 (Twitter @LukeMiami)によりリークされた性能データでは、A14X BionicはインテルのCore i9-9880Hと、ほぼ同等のパフォーマンスを発揮する可能性があることを指し示している。

AppleのARMベースMacは爆速決定か A14X Bionicは、インテルCore i9-9880Hと「ほぼ同等」

同等とされるi9-9880Hは、8コア16スレッド、2.30GHzのプロセッサで、ターボブースト時には最大4.80GHzで駆動するものである。

リークされた性能データは、今までに販売されたチップの中から、Aシリーズのもの抜き出し、性能の向上を比較するデータとして提供されている。

比較表では、A12XとA14Xの性能差に順調な進化を見ることができるが、A12XとA14が ほぼ同じ数値を出していることの方が面白い。

Xなしは、性能よりも小型化を優先したものであり、Xがついているモデルは高性能を優先したものである。1世代前の高性能モデルA12Xが、次期型の小型優先モデルA14と ほぼ互角の点には驚きだ。

A12X Bionicは、iPad Pro 2018年モデルに搭載されているもので、6コアを有するインテルのプロセッサ(MacBook Pro 15に搭載) とほぼ同じ性能である。

従来まではiPhoneやiPadを中心に搭載されていたAシリーズは、今後リリースされるMacにも搭載されるため、今後の超高速化に期待が膨らむ。

しかしながら 小型化を優先しているプロセッサが、これほどまで高性能になることを誰か予想できていただろうか。発熱の問題もあるが、性能自体に先が見えてきた従来のプロセッサに、もしかすると新しい未来が訪れるのかもしれない。

なお、このデータはAppleが公式に公開したものではないため、一説として受け止めていただければと思う。

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