Appleが2020年にリリースを予定しているiPhone 12シリーズのバッテリーが飛躍的な向上を遂げているようだ。
リーカーのiHacktu Pro氏(Twitter: @ihacktu) は、従来のモデルとのバッテリー性能比について発信しており、バッテリーの残量が11%に達するまでの電力量は同じであることを伝えている。
バッテリーの性能比較は、iPhone 11との比較で、iPhone 12 MAXに搭載されるバッテリーは3時間30分長く、iPhone 12 Pro MAXは2時間50分長く稼働し続けるという。
韓国のSafety Koreaなどで認証を取得したバッテリーは、iPhone 11シリーズのものよりも小さく、今後どのような稼働時間となるのかが不安要素だった。
バッテリーが小さくなるにも関わらず、高性能化に拍車がかかる不安からiPhone 12の購入を少し先延ばしにしようと考えた人もいるのではないだろうか。
The first energy consumption tests of the iPhone12 and iPhone12 pro batteries are spectacular, the power is the same until the battery reaches 11%.
iPhone 12 Max + 3h30 battery compared to iPhone 11
Battery for iPhone 12 pro Max + 2h50 on the first tests
A14 🔥🔥🔥🔥
— iHacktu Pro (@ihacktu)
新しい5Gネットワークへの対応や、高解像度のディスプレイ、ハイスペックのiPhone 12 ProやiPhone 12 Pro MAXには大容量のメモリが搭載されるという情報もあり、バッテリーの消費を早めるのは目に見えているのに、搭載されるバッテリーが小さくなるのでは先が見えていた。しかし、その先にあるものは、私たちの思考とは真逆のようである。
どうやら、バッテリーの使用時間を大幅に伸ばしている要因は、高性能化された処理装置(プロセッサ) の存在が大きいようだ。
iPhone 12シリーズに搭載される見込みのプロセッサはA14 Bionicで、A14は今後流通する新しいiPadやMacにも搭載の噂がある高性能なものとなっている。