例年であれば、Appleは新しいiPhoneの発表を9月に行うことが通例である。しかし、今年の状況は、世界的に大流行している感染症の影響を受け、通例では収まらない状況となっている。
Appleは2020年第3四半期の決算説明会で、2020年のデバイス供給は、予測では数週間遅れで入手が可能になると伝えており、今回新たにDigiTimesがiPhone 12の発売が複数日に分かれる見込みであることを伝えている。
第1弾として発売されるものは6.1インチが2モデルで、第2弾は5.4インチと6.7インチのようだ。
DigiTimesは、第1弾の出荷は既に行われており、第2弾は8月下旬に開始される見込みと報じている。
最初に発売されるモデルにはSLP(サブストレートプリント配線板、基盤のようなもの) を提供するサプライヤーを追加して生産の強化を図っているようだ。
iPhone 12シリーズでは、標準グレードとなるiPhone 12とiPhone 12 MAXが5.4インチと6.1インチ、高性能モデルとなるiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro MAXは6.1インチと6.7インチが発売される見込みである。
第1弾に6.1インチが出荷されるのであれば、最初にお目見えするものはiPhone 12 MAXとiPhone 12 Proの2台となる。続いて第2弾は、iPhone 12とiPhone 12 Pro MAX。
開発と製造の遅延による影響で、発売日が数週間遅れている現状となるが、よく考えると発売は目と鼻の先である。購入を予定している人は、iPhone 12のサイズ感を確認できる壁紙が配布されているので、今一度確認してみてはいかがだろう。