Appleが、魅力的なスピーカーを提供する目的で、開発に5年以上という長い歳月を掛けたスピーカーの販売を終了する。
製造の終了が明らかとなったモデルはHomePod。Appleの音声アシスタントSiriに対応した高音質スマートスピーカーである。
TechCrunchが公開した情報によると、HomePodが生産終了は、後から登場したHomePod miniの大ヒットが原因の1つにあるようだ。
Appleは、HomePod miniにハイクオリティなサウンドやインテリジェントアシスタント、スマートホームコントロールを搭載し、99ドルという低価格で提供している。日本円で10,800円(税別) である。
32,800円(税別) で販売されるHomePodは、10,800円と比較をしてしまうと非常に高価である。
Appleは価格差が原因で高価なHomePodに需要の陰りが見えたとは伝えてはいないが、一度試してみる気持ちであればHomePod miniを購入してしまう気持ちは十分に分かる。
販売を終了するHomePodは、現在もAppleオンラインストアやApple Storeなど販売が継続されているが、在庫がなくなり次第再入荷はしない。
日本のAppleオンラインストアを確認すると、やはり日本でも在庫限りの商品として商品ページには「在庫がなくなり次第終了します。」の文言が射し込まれている。
海外では既にスペースグレイの入手が困難になっているようだが、日本ではスペースグレイとホワイトの両方が在庫として存在している。
商品ページには残り在庫の数表示がないので、HomePodに関心を持つユーザーには、早めの購入をお奨めしたい。