製造ミスのiPhoneが流通、高額で取引「引き当てる確率は、年末ジャンボより低い」


製造ミスのiPhoneが流通、高額で取引「引き当てる確率は宝くじレベル」

Appleが2019年にリリースしたiPhone 11 Proが高額で取引された。

今回取引されたiPhoneは、製造過程でミスが起きた個体。本来であれば製品として流通しないはずのものである。情報を公開したのは、Appleのプロトタイプ情報をメインに取り扱うInternal Archive。

この個体の出所は、検品で弾かれたものを裏のルートで入手したわけではなく、Appleの顧客自身が、Apple Storeで正規に購入したもののようだ。既にこの時点で希少性が高い。

Internal Archiveによると、Appleの製品が製造ミスを起こし、尚且つ正規のルートで流通することは非常に希で、確率としては100億分の1か、それ以上希少な出来事であると伝えている。

なお、日本の宝くじ、年末ジャンボ宝くじの当選確率を調べてみたところ、2000万分の1。iPhoneの製造ミスを引き当てる方が難しいことが分かる。

製造ミスのiPhoneが流通、高額で取引「引き当てる確率は宝くじレベル」

Appleのロゴがズレるだけではなく、若干傾いて配置されたiPhoneは、コレクターの関心を惹きつけて2,700ドルで取引されている。

日本円にして約30万円。通常販売価格の2倍以上という高額な値段が付けられて売買が成立したようだが、100億分の1の確率で30万円という取引価格は、売り手にとって売りなのかと少々疑問に思う。

Appleの製品管理は厳格で、検品をスルーして不良品が一般に流通することは非常に珍しい。そのため、もしかすると前例が少なく、こうしたバグ製品の値付けが思うようにできなかった可能性がある。もし、私が製造ミスのiPhoneを手に入れたならば、30万円では手放さないかもしれない。

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