2021年 iPhone 13、画面内Touch ID搭載で調整か


2021年 iPhone 13、画面内Touch ID搭載で調整か

2021年モデルとしてAppleがリリースを見込む新型のiPhoneは、これまで幾度となく噂になってきた指紋認証技術を搭載して登場する可能性がある。

指紋認証によるセキュリティ機能の搭載は、iPhoneのホームボタンに内蔵されたセンサーから始まり、2020年モデルとして登場したiPad Air 4には電源ボタンに配された指紋認証が採用された。

BarclaysのアナリストであるAndrew Gardiner氏ら3人によると、新型のiPhoneに搭載が見込まれる指紋認証技術は、これまでに搭載されてきたタイプのセンサーではなく、画面内に埋め込まれたTouch IDになる見込みである。

可能性の高いものとして報じられた指紋認証の搭載で気になる部分は、現在セキュリティ機能として活躍している顔認証のFace IDの存在。同氏らによると、Face IDに関しては、今後も採用されると予測されており、指紋認証が使用できないときの心配はしなくてもよさそうだ。

以前の情報では、Wall Street Journalが元従業員から得た情報として、光学式Touch IDが既存のFace IDと一緒に搭載される可能性を確認していた。その情報によると、安全面などの検証を進めている段階で、安全性が証明されない限り、光学式指紋認証を採用することはないと伝えられていた。情報の日付を確認すると、2021年2月2日。

Touch IDの検証が、1ヶ月ほどの期間で検証が終了するとは考えてもみなかったため、2021年モデルのiPhoneへ搭載されることは絶望的だと考えていたが、Touch IDの搭載が真であるならば、アップルの開発陣営は相当な腕前を発揮したようだ。なお、次世代型の指紋認証技術として、Qualcommの技術が話題となったのは、2021年1月18日頃である。

今回のGardiner氏らによると、2021年モデルのiPhoneは、これまでに噂のノッチサイズの変更なども加えられると予測している。

なお、空間を3次元に捉えることを可能にするLiDARスキャナーの搭載に関しては、2020年モデルのiPhone 12シリーズと同様に、Proモデルのみの搭載になることを伝えている。

2021年モデルのiPhoneは、すべてを一新するフルモデルチェンジとは異なり、要所要所をアップグレードするモデルチェンジに過ぎないという見解も報じられ、全体的な印象はiPhone 12シリーズとそれほど変わりはないのかもしれない。

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Source: MacRumors

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