Appleが新しく開発しているApple TVは、価格を抑えたスタンダードモデルと、ゲームなども存分に楽しむことを目指したハイスペックモデルの2タイプが登場する可能性がある。
Appleのリーカーとして有名なFudge氏(Twitter: @choco_bit) は、Appleは人気の某ゲームに匹敵するタイトルを制作中であると伝えた。そのゲームとは、2017年に発売されたゼルダの伝説 ブレイス オブ ザ ワイルドで、アクションアドベンチャーゲームとして、とても人気があり非常に高く評価されているものである。
新しいApple TVの開発目標は、デバイスへの負担が大きいApple Arcadeのゲームを快適に使用できることが最大の目的であり、これまでのApple TVと比べてワンランク上の性能が期待できる。
スタンダードモデルとして開発が進められているものであっても、搭載するチップには抜かりがなく、iPad Pro 2020に搭載されているA12Zチップか、あるいはそれよりも1つ前のモデルに搭載されているA12Xチップを搭載することが見込まれている。
A12Zチップは、パフォーマンス性を重視した8コアのマルチプロセッサである。2020年にリリースされたiPad Air 4に搭載されるA14チップとの比較でも高い性能を知らしめたものとなる。
ハイパフォーマンスモデルに搭載されるプロセッサは、iPad Air 4にも搭載された新型のA14シリーズで、その中でも高い処理性能に重点を置いたA14Xチップが搭載される見込みである。こちらのチップもA12Z同様に8コアを有するプロセッサである。
A14Xを搭載するパフォーマンスモデルには、6GBのRAMメモリーを搭載している可能性があり、プロセッサのみならず、大きなデータ量を取り扱う際に必要なメモリへの心配もなさそうだ。
なお、発売時期については不明となる。しかし、A10チップを搭載した現行のApple TVは、もうそろそろモデルチェンジの時期であり、新しいApple TVとご対面する日もそう遠くはなさそうである。
ただし、一説にはA14Xチップを搭載したハイスペックモデルは、製造に遅延が発生しているともいわれており、発表時期に影響が出ている可能性は否定できない。
Apple Arcade is getting BIG money poured into it. There are currently titles in the works that are aiming to rival the likes of Breath of the Wild, which is why new A12X/Z AppleTV, “A14X-like” AppleTV, and Controller are in the works.
Some games will require A13 and up to run 💁🏼♀️
— Fudge (@choco_bit)