Amazonで買い物をするためにサイトへアクセスをしたところ、いつもログイン状態を維持している会員ログインが外れており、ログインを試みるとパスワードの再設定を強制させられる出来事に出くわした。いつもとは何か様子の違うログイン画面に戸惑いを隠せない。私のAmazonアカウントに一体何が起きたのだろう。
私とAmazonは非常に長い付き合いではあるが、今までにこのような方法でパスワードの再設定を強要されたことは一度もなく、何か不安がよぎったため取り急ぎAmazonへ問い合わせをする事にした。
Amazonといえば、一昔前までは南米のジャングルを想像していたものだが、今Amazonと言えば世界で3億人以上が利用するインターネット上の仮想ショッピングモールのことだ。
その巨大化した組織は、アメリカ合衆国ワシントン州に本拠を置き Webサービスを提供する大企業Amazon.com,Inkである。インターネットショッピングを提供するECサイトを中心とした事業展開を行っているかたわらで、一般の方にはあまり知られていないが、超高速のレンタルサーバ(インターネットでユーザーに情報を提供する機械) を提供していることでもWebのお仕事に携わる方に一目置かれている。
ECサイトのAmazonでは、年間あるいは月学の有料契約(プライム会員) を結ぶことで、買い物を楽しむ方に よりよいオプションサービスを提供してくれるほか、有料会員の付加サービスとして 多くの動画や音楽コンテンツを無料で楽しむこともできる。まさにインターネットの痒いところに手が届く心強い存在である。
そんな大きな会社ではあるが、カスタマーへのフォローも行き届いており、今回のような不安にも即座に応対してくれるのが魅力の一つである。
Amazonのログイン画面で暗証番号の変更を求められた
インターネットが急成長を遂げていた一昔前であれば、今までパスワードの変更などを求められたことのないサイトであっても「セキュリティを増強したのかな?」と安直な考えで物事を先に進めることができた。しかし、最近多く見かける悪意のあるサイトの問題やウイルス、ハッキングなどの不安感から、サイトが少しでも妙な動きを見せれば不安を感じるようになった。
Amazonに問い合わせた内容
こんなことで、忙しく働くAmazonのサポートにリプライを求めるのは申し訳ない思いではあったが、普段とは異なる動きを見せたサイトの違和感がなんとも気持ち悪く、致し方ない気持ちで問い合わせをすることにした。問い合わせをした内容は下記の通りである。
Amazonへアクセスし、ログインを行おうとしたところ「パスワードの再設定が必要です(コードを送信)」という画面が出て通常のログインを行う前にパスワードの変更を強制されました。これはAmazon側の設定なのでしょうか?今までにパスワードの変更を促されたことがなかったことと、昨今ウイルスや悪意のあるサイトなどの被害を目にすることが多くなってきたため、念のために問い合わせをさせていただきました。また、このパスワードの変更は今後定期的に出るのでしょうか?
実際にAmazonのサイトでログインを試みようとしたときの画面がコレだ。
パスワードの再設定が必要です
セキュリティ上の理由から、アカウントのパスワードを再設定する必要があります。ご本人確認のため、認証コードをアカウントにご登録のEメールアドレスに送信します。(コードに送信ボタン)
不正アクセスを防止する目的
この件に関して上記のように問い合わせをしたところ、次のような回答をいただくことができた。
このたびは、アカウントのご利用に際し、ご心配をおかけしておりますことをお詫びいたします。
当サイトでは、個人情報の保護を第一に考えております。システムによりセキュリティ上問題のあるサインインだと判断されると、セキュリティ保護の目的でセキュリティ保護質問/Amazon確認コードの入力や、パスワードの再設定が必要となることがございます。この確認手続きを行うことで、お客様ご本人であることが確認され、サインインすることができます。お手数をおかけしますが、アカウントのセキュリティを保護し、不正アクセスを防止するための対応となりますので、ご協力をお願いいたします。
なんと、私がサイトを訪れたことが、セキュリティ上 問題のある行為だと言われてしまった…。普段 インターネットへは、MacのSafariやiPhoneのAppからアクセスをしているのだが、WindowsではGoogle Chromeを使用してアクセスしている。Amazonが問題のあるアクセスだと認識された際に使用していたのは、Chromeを使用したアクセスであった。
Chromeを利用したWebサイトの観覧は、稀に信用上問題のあるアクセスと認識されることがあり、その問題はChromeブラウザを提供するGoogleのメールサービスであるGmailでさえも セキュリティ上問題のあるアクセスを検知したと通知する事があるほどである。
Chrome自体を見れば、先進的な軽量ブラウザとして、特に悪い印象もなく普段から愛用をしている信頼のアプリケーションではあるが、時たま顔を出す不具合は ユーザーの不安を煽ることもあり、こうしたバグはできる限り早めに対処してもらいたいものだ。
ひとまずは私が不安と考えていた事柄は取り越し苦労でおわり、Amazonの適切なセキュリティが適切なタイミングで働いた結果だとわかったことに安心をした。
Amazonからパスワード再設定が必要と言われた際の再設定手順
説明するほどではないが、時間やスケジュールの関係で先に手順を把握しておきたい方もいるだろう。そこで簡易ではあるが、私がAmazonのパスワード再設定を要求された時に要したタスクを紹介したいと思う。
事前に準備する物としては、Amazonに登録しているメールアドレスを受信できる環境が必要だ。
▼Amazonサイトでログインを行う
▼アカウントが表示されている場合はそれをクリックする
私の場合は完全ログアウトはされておらず、パスワードのみが外れている状態だったので登録している名前(アカウント) が表示されていた。もしここにアカウントが表示されていない場合は、Amazonのアカウント(メールアドレス) を入力してログインを試みる。
▼登録しているAmazonのパスワードを入力する
▼「コードを送信」をクリックして登録のメールアドレスに認証コードを送信する
▼メールを開きコードを確認する
▼ブラウザに戻りコードを入力する
▼新しいパスワードを決めて変更内容を保存する
パスワードの設定を行うヒントとして、次のような内容が表示される。
- パスワードには、6文字以上の半角英数字をご使用ください。
- Amazon.co.jp で以前使用したことのあるパスワードとは別のパスワードを使用してください。
- 辞書に載っている言葉や、お客さまのお名前、Eメールアドレス、携帯電話番号、またはその他の個人情報など、簡単に入手できる情報は使用しないでください。
- このEメールアドレスで複数のアカウントをお持ちの場合、他のアカウントで使用しているパスワードは使用できません。
【コメント記入時の注意点】コメントにパスワード、あるいは認証コードを記入しないようにお願いします。コメントの承認ができません。
WindowsのChromeで同じような状況に陥りましたが、その直前に商品リンクを右クリックから「新しいタブで開く」を選択しても反応が無いという妙な挙動をしていました。
その際、下に一瞬「安全な接続を確立しています」と出たので、Chromeが妙なアクセスをしてそれが「不正アクセス」と判断されたのでしょうか。
Chromeの不具合?のせいで強制的にパスワード変更させられるとはホント迷惑な話ですね。
おそらく、なにかしらのページのキャッシュが関係しているのかもしれませんが、定かではありません。
この記事を上げた当初はMacでしたが、その後に 野郎ぬるぽさんと同じようにWindowsのChromeでも現象が出てヘルプを頼まれました。
出るときには とことん出るという人もおいでるようですが、未だに原因はまったく分からず…。
対策のしようもなく困ったものです。
つい先ほどパスワードの変更を求められて現在ログイン出来ております
ずっとクロームユーザーで数年前に一度、変更を求められ記憶力が弱いので変えたく無いけど
渋々変更しました
今回は下記のメールで悩みました
Amazon からです
アカウントサービスに異常なサインインが試みられたことを検出しました。
日時: Aug 29, 2020 05:01 PM Japan Standard Time
デバイス: Google Chrome Windows (デスクトップ)
付近: Ōsaka, Japan
承認または否認してください。
アマゾンの指示で変更してるので「承認」なのか「否認」なのか悩んで何もしませんでした
その後、新パスワードでログイン出来てますが、いつか痛い目に会いそうです
こちらを読ませていただいて少し安心しました
「不正アクセスを防止する目的」であれば本人確認ができればいいわけで、パスワードの変更は全く別の話だと思いますね。
システムのエラーが原因と言う情報もありますが、そうでなければ公表をはばかられるような問題があったのではと思ってしまいます。
こんな頻繁に変更させられたほうがパスワードわすれてしまうわ