Appleは、AirPodsProのファームウェアアップデートをリリースした。今回リリースされた2D27は、昨年5月にリリースされた2D15バージョンからのアップデートとなる。といいたいところではあるが、昨年末頃に2C54というバージョンのファームウェアが存在していた。
2C54にファームウェアが切り替わると、AirPodsProのノイズキャンセリングが著しく悪くなる不具合や、ノイズキャンセリングによる音の劣化が見られていた。
AirPodsProが出た当初は、ノイズキャンセリングのすさまじさを体感していたのだが、新しいファームウェアが当たってからは大した魅力を感じないようにもなっていた。
今回新しくリリースされたバージョンでは、それらの解消が見られる可能性が高く、前回ファームウェアの自動アップデート後に不満を抱えていたユーザーにとっては待ちに待ったリリースだろう。
新しいバージョンのファームウェアへアップデートをするには、ユーザーが手を加える必要はない。AirPodsがケースに収納されている場合、インストールは全自動で行われる。
AirPodsのバージョンを確認するには、AirPodsが接続されたiPhoneを開く。耳に装着したままでも構わないし、もし装着していないのであれば ホーム画面を開いたiPhoneの近くでケースの蓋を開く。そして、「設定 > 一般 > 情報」を開き、最下部に表示されているAirPodsProの文字をタップする。