Appleは、AMDが新たにリリースした新型グラフィックスRadeon Pro W6000について、Mac Proとの互換性などを書き示したサポートドキュメントを公開した。
説明によると、このグラフィックスを使用することで、Octane Xレタリングアプリを実行すると最大で84%高速となり、Mac ProでDaVinciResolveを使用すると最大で23%、ビデオ編集や色補正を高速に行うことが可能。
公開された内容は、グラフィックスの設定方法や、AMD Infinity Fabric Linkテクノロジーの使用方法についての説明。このテクノロジーは、パフォーマンスの向上とモジュール間のデータ転送を高速化する狙いがある。
注意したい点として、新しいW6000シリーズに用意されたInfinity Fabric Linkテクノロジーのブリッジは、旧モデルのRadeon Pro MPXモジュールと互換性がない。
オーダーは、これからMac Proを購入する場合、Appleオンラインストアの注文画面からオプションを選択することでW6000シリーズにカスタマイズ注文が可能。
現在、Mac Proを愛用しているユーザーは、モジュールを単体で購入することが可能なようだ。
Mac ProでRadeon Pro W6800X MPXモジュールを使う
Mac ProでRadeon Pro W6800X Duo MPXモジュールを使用する
Mac ProでRadeon Pro W6900X MPXモジュールを使う
Via: MacRumors