Appleは、次期型のiOSとiPadOSで、RAMメモリーのリミッターを解除する。
現在のiOS 14とiPadOS 14は、システム上に制約を設けることで、1つのアプリが使用できるメモリの量に制限をかけている。
この制限の値は、大きく進化し続けるデバイスに、追従する形で高機能化を遂げるアプリの性能に歯止めをかけている現状がある。
この現状を打開するため、Appleは次期iOS 15とiPadOS 15に、メモリの制約に関する改修を加え、より多くのメモリをアプリが使用できるように変更した。正確には、一般へリリースされる前段階で、開発者向けにリリースされるベータ版に、その修正が加えられている。
アプリ開発者によると、現行のiOS 14とiPadOS 14は、1つのアプリに最大5GB未満のメモリを使用することが可能。もし、5GB以上のメモリを割り当てた場合にはアプリがクラッシュする。つまり、iOS 14やiPadOS 14は、デバイス自体に余裕のパワーがあるにも関わらず、その性能をフルに発揮させていないのである。
2021年モデルとして登場のiPad Proは、ストレージの容量に1TBと2TBを搭載するタイプが16GBのメモリを搭載し、それ以外のタイプは8GBのメモリを搭載している。
現行型のiPad Proを使用した場合、次期型のOSではどちらの容量を選択したとしても5GB以上のメモリを使用可能にはなるが、今後デバイスを購入する際には、ストレージ容量の選択肢とは別に、必要に応じて搭載メモリの容量にも注意を払う必要が出てきそうだ。
なお、iPad Proとの比較にはならないかもしれないが、iPhone 12シリーズが搭載しているメモリは、スタンダードモデルのiPhone 12とiPhone 12 miniが4GB、ハイエンドのiPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxが6GBのメモリを搭載している。
なお、これまでAppleが、アプリのメモリ使用制限を5GBに設定していた意図については不明である。おそらく、マルチタスクを使用時など、限りあるメモリの量を円滑に廻すことなどを考慮した上での決断、あるいは想像以上の早さで進化を遂げるデバイスに、アップルのシステム開発が遅れている可能性はある。
Via: MacRumors
こちらはiPhone8です。
今までMicrosoft wordが、すぐ固まってしまったんですが、
iOS15にしたら固まらなくなりした。
これが原因ですね。詳しくはわかりませんwwww