Amazon売れ筋ランキンで、常に上位へランクインするTORRASのiPhone 12用ケースを購入した。
このiPhoneケースは、以前紹介した半透明ケースの姉妹商品だ。そのため、全体的な印象などは、以前のレビューをご覧いただき、このページでは、半透明ケースとの比較や、ケースが持つメリットとデメリットを紹介しようと思う。
今回レビューするケースの商品名は、TORRAS 強化ガラス iPhone 12 用 ケース iPhone 12 Pro 用 ケース 2021年最新型 高透明 日本旭硝子9H 10倍黄変防止 高耐衝撃 TPUバンパー 薄型 ストラップホール付き 6.1インチ アイフォン 12Pro用 12用カバー クリア。
2021年モデルとして登場のクリアケースは、2020年モデルよりも厚みが薄く抑えられており、MagSafe充電器への張り付き具合も十分許容範囲である。半透明ケースを使用した際には、MagSafe充電器がほとんど張り付かない状態だったため、充電方法次第では半透明ケースよりも、こちらの透明ケースを選択した方が無難である。
背面に使用されている透明部分は、硬質プラスチックとガラスを組み合わせたハイブリッド仕様。iPhone本体が接触する部分に硬質プラスチックが用いられ、手が触れる外側の部分にガラスが採用されているため、手触りが非常にいい特徴を持っている。
透明ケースを装着した際に、ケースによっては、iPhoneがケースと張り付いて透明感が部分的に異なって見えるケースも存在するが、TORRASの透明ケースについては背面側面共に張り付きの対策済み。一般的な使用条件では張り付くことは確認できなかった。
フィッティングについては、半透明ケースのレビューで述べた内容と同様で、Apple純正のようなフィッティングの良さは得られない。2020年モデルからの改良版としてリリースされた最新モデルということもあり、少々期待はしていたが装着時に画面を眺めていると、半透明ケースで見られたように若干たわんでいる点が目についてしまった。しかし、半透明ケースとは異なり、側面にも透明の素材が用いられているため、半透明ケースほど気になることもない。
デメリットを挙げるとするならば、このケースは脱着時、非常に割れやすい。
ケース自体が非常に硬質で、背面のガラス部分にも柔軟性がほとんどないため、着脱時に焦りを見せると容易に割れてしまう。気候も暖かくなった現在では、ケース側面の柔軟性も幾分増して着脱も容易になったが、取り外しの際は特に気を抜きたくないケースである。
もうひとつのデメリットを挙げるとすれば、側面への埃混入である。背面にはカメラユニット部分からの混入を軽減する作りがなされているが、側面については対策がなされておらず、混入物が気になる。ただ、側面をまじまじと眺める人は早々にいないはずなので、気になれば掃除をする程度で問題ないのかもしれない。