Designed by Antonio De Rosa
Appleが開発を急ぐ複合現実ヘッドセットは、拡張現実と仮想現実の両面で活躍することを目的としたデバイスで、15個のカメラを内蔵して登場するといわれている。
アナリストのMing-Chi Kuo氏によると、このカメラが目的としているものは単一の機能ではなく、複数の役割が割り振られている。
その機能の割り振りは、3つの目的に割り振られている。15個のうち8台のカメラは、目の前に広がる現実世界を閉鎖的なヘッドセット内に投影する目的で使用され、6台が生体認証に用いられる。残りの1台に関しては、環境を検知するためのセンサーの役目を担うようだ。
カメラモジュールの供給は台湾のLargan。
Kuo氏は、複合現実ヘッドセットの登場を2022年の中頃と予測している。
現在Appleの手元にあるプロトタイプは、重量が200gから300gと少々重めの仕上がりとなっており、軽量化を目的とした問題の克服が最大の課題となっているようだ。
販売価格は、日本円で108,000円前後になる見込み。そう簡単に手が出る金額ではないが、大空間に広がる次世代Macのような機能が盛り込まれるのであれば話は別という人も多いのではないだろうか。Macの機能については私の憶測でしかないが、Appleがどのような構想を描いているのか、我々の想像を超越するビジョンを持っていそうで非常に楽しみだ。
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