Appleは、HomePodのソフトウェアを14.3にアップデートし、こっそり18Wの充電アダプタに対応した。
HomePod miniは、もともと同梱物として20Wの電源アダプタが付属しており、仕様書を見ても20W未満の電源アダプタを使用することはできなかった。
しかし、14.3へのアップデートで、Appleは一部の18W電源アダプタからの電力供給にHomePod miniを対応させた。
注意点としては、対応する電源アダプタが限定的であるということ。
対応する電源アダプタは、現時点で確認の取れているものが、iPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxに付属の18W電源アダプタである。ほかの電源アダプタに関しては対応していない可能性がある。
ただし、社外品の充電アダプタなどテストしたユーザーの中には、18Wのポータブルバッテリーを接続して、ワイヤレスPodとして使用できることを確認した人もいる。もしかすると、対応している電源アダプタは意外と多いのかもしれない。
対応と非対応の電源アダプタに別れる理由は、電源アダプタごとに設定されているボルトとアンペアの関係性の問題である。
現時点で、AppleはHomePod miniが18Wの電源アダプタに対応したことを商品ページやサポートページで公開していない。おそらく、すべての18W電源に対応していないことが関係しているのだろう。
HomePod miniの電力不足を見分ける方法は、上部に設けられたLEDの色で判断を行う。もし、その部分がオレンジ色に光っているのであれば、電力不足でシステムが立ち上がらないことを意味している。