Appleは、Mac用のSafari 15をリリースした。
今回のアップデートは、今秋リリース予定の次期Mac OSであるmacOS Montereyに搭載予定の機能を先に導入した形となる。
iPhoneのiOS 15が正式にリリースされ、機能性や見た目の統一感を出す目的もあるのだろう。
このアップデートは、macOS Big SurとmacOS Catalinaを搭載したMacに適応が可能。
MacのSafari 15では、パフォーマンスとセキュリティの向上を主な目的として、タブ関連の機能やデザインの改善が盛り込まれている。
このアップデートに要した時間は、Intel製のCPUをMacで1分。macOS自体のアップデートとは異なり、Safariのみのアップデートだったため、Macを再起動する必要もなかった。
注意点を挙げるとするならば、Safariを終了する必要がある。閲覧中のページがある場合は、ブックマークに保存するか、閲覧を終了してからアップデートを行うようにしたい。
アップデート方法は、画面左上のリンゴマークをクリックし、「システム環境設定 > ソフトウェアアップデート」。
Safari 15
Safari 15では、より高速なパフォーマンス、セキュリティの改善、および以下の新機能が提供されます:
- タブグループにより複数のタブを保存し整理できるようになります。タブグループはほかのデバイスから簡単にアクセスできます
- 刷新されたタブは、角が丸く、境界がはっきりした外観となり、Webページのカラーが反映されます
- “コンパクト”のタブバーオプションを使用すると、画面上により多くのWebページを表示できます
- HTTPSアップグレードにより、WebサイトがHTTPSに対応している場合、HTTPからより安全なHTTPSに自動的に切り替わります