macOS Big Sur 11.3は多くのセキュリティアップデート含「同時にCatalinaとMojaveもセキュリティ更新」


macOS Big Sur 11.3は多くのセキュリティアップデート含「同時にCatalinaとMojaveもセキュリティ更新」

Appleが2021年4月27日に正式リリースしたmacOS 11.3は、多くのセキュリティアップデートが含まれているようだ。

公式にAppleが公開した情報によると、改修された問題は合計で53個にも及ぶ。

問題の修正項目を確認すると、ローカルの攻撃者が特権を昇格できる可能性や、悪意のあるアプリケーションがプライバシー設定をバイパスできる可能性、その他諸々で、身近なものでは悪意を持ったWebコンテンツを処理すると機密性の高い情報が開示される問題なども含まれている。

macOSのアップデートは、最新のmacOS Big Surの変更箇所などが大きく取り沙汰されがちだが、Big Surのアップデートの脇では、アップデートが終了したmacOSにもセキュリティアップデートが公開されている。

今回、Big Sur 11.3と同時に公開された別のmacOSは、CatalinaとMojave。日本時間の4月27日、Big Surと同日に公開されたセキュリティアップデート、 2021-002 Catalinaと2021-003 Mojaveも様々な問題点の修正が行われている。

すでにAppleのサポートが終了した終了したmacOSをご使用のMacユーザーは、アップデートが降ってきていることを確認していない可能性がある。

重要なセキュリティアップデートである。もし、身近に愛着を持って長く使用しているMacの所有者がおいでる場合には、一言お声掛けをしていただければと思う。

macOS Big Sur 11.3正式リリース「AirTag機能追加やiPhoneアプリに対応、M1 Macの問題点を多数修正」(所要時間:32分) 
Appleは2021年4月27日、macOS Big Sur 11.3を正式リリースした。今回のアップデートでは、置き忘れ防止タグのAirTagに対応や、M1チップを搭載したMacに関する内容が主なアップデート内容となる。
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