Apple、macOS BigSur 11.0.1を正式リリース「なんだかiPhoneぽくて使いやすい」 / Big Sur対応のMac 一覧


macOS BigSur 11.0.1を正式リリース「なんだかiPhoneぽくて使いやすい」 / Big Sur対応のMac 一覧

Appleは2020年11月13日、macOS BigSur 11.0.1を正式リリースした。そして、昨夜まで最新版であったmacOS 10は、2001年から続いた約19年前の歴史に幕を下ろした。

ようやく大台の10を11に変更したmac OSは、BigSurの名称を与えられて登場。iPhoneに使用されるiOSに、大きく影響を受けたMacのインターフェイスは、従来まで慣れ親しんだデザインから一新されており、一瞬Macであることを忘れるほどである。

新しいアイコンや、透明性の高いデザイン、丸みを帯びたデザインをベースとしており、macOS 10との違いがハッキリと表れている。

macOS BigSur 11.0.1を正式リリース「なんだかiPhoneぽくて使いやすい」 / Big Sur対応のMac 一覧

デザイン面で一新されたmacOS 11は、macOS 10の中間層カラーを極力排除したような色使いやデザインが採用されており、使用を始めた当初は、非常に眩しく感じた。そのため、全体的に使いづらくなったのではないかと感じたのだが、使用し続けると実際は真逆であることに気付いた。

驚いた部分は、ハッキリとしない色使いが、逆に見やすさを向上させている点。macOS 10で分かりづらかったウインドウの境目などが、macOS 11では無意識に判断できるようになっているのだ。

強めや長めのシャドーを用いることで、メリハリを出す工夫などが施されているためなのか。現在使用中のウインドウから、背面にスタンバイさせたウインドウにマウス操作で切り替える際など、10では境目が認識しづらかったような部分が認識しやすくなっている。

全体的にiPhoneやiPadに寄せてきたmacOSは、iPhoneに慣れた層に受け入れやすく、Macの操作は苦手だと感じる人にも、操作に対する難しさが軽減されているように感じた。

デザイン、Safari、メッセージ、マップ、操作性、AirPodsをデバイス間でシームレスな切り替え。そのほかにも数多くのものが改修、あるいは新しく作り上げられて磨き上げられた性能は、無料アップデートで提供されている。

macOS Big Sur対応のMacは以下の通りである。

  • MacBook(2015以降)
  • MacBook Air(2013以降)
  • MacBook Pro(Late 2013以降)
  • Mac mini(2014以降)
  • iMac(2014以降)
  • iMac Pro(2017以降)
  • Mac Pro(2013以降)

年式が不明の場合、または自身のMacがMacBookなのか、MacBook Airなのか、そのものが不明な場合は、Mac画面左上のリンゴマークをクリックし、「このMacについて」から確認をしたい。

ただし、アップデートをしばらく待った方がいい可能性があることに注意したい。

一般的に、最新のOSを利用することは、安全面で重要な要素である。しかし、今回のアップデートは、すべてが新しくなるアップデート。

Appleは、多くの時間を費やして開発を進めてきたが、すべてのバグを取り切れてはおらず、もしかすると重大なバグが隠れたままリリースされている可能性もある。

また、使用しているサードパーティー製アプリが、macOS 11.0.1 Big Surに対応していない場合もある。開発陣は、時間の許す限りアプリケーションの改修を行っているはずだが、きっと難航している開発者もいるはずである。

macOSのアップデートは、「左上のリンゴマークをクリック > システム環境設定 > ソフトウェアアップデート」。

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