Appleは2021年2月2日、macOS Big Sur 11.2を正式リリースした。
今回のアップデートでは、Bluetoothの信頼性が向上しているほか、“写真” アプリでAppleRaw形式の写真を編集した際に、編集内容が保存されないことがある問題の修正が行われている。
そのほかのバグ修正には、M1チップを搭載したMac miniのディスプレイ接続問題やiCloudドライブのオプション不具合、入力に関する問題の修正が行われている。
アップデートの所要時間は、実測値で25分。記憶装置にSSDを搭載したモデルの目安にしていただければと思う。
なお、アップデートの途中で再起動を必要とするが、再起動中に数分間ディスプレイが点灯しない状態が続いた。結構長い時間ディスプレイが表示されないが、焦って電源ボタンを押したり、電源を抜いたりと、強制的にどうにかしようとせずに、そのまま復帰を待つようにしたい。
macOS Big Sur 11.2リリースノート
macOS Big Sur 11.2を適用すると、Bluetoothの信頼性が向上するほか、以下の問題が修正されます:
- Mac mini(M1、2020)にHDMI-DVI変換アダプタを使用して外部ディスプレイを接続すると、画面が真っ暗になる場合がある
- “写真”アプリケーションでApple ProRAWの写真の編集内容が保存されない場合がある
- iCloud Driveのオプションで“‘デスクトップ’フォルダと‘書類’フォルダ”を無効にすると、iCloud Driveがオフになることがある
- システム環境設定で管理者パスワードを入力してもロックが解除されない場合がある
- 地球儀キーを押しても“絵文字と記号”パネルが表示されない場合がある
一部の機能は地域やAppleデバイスによっては利用できないことがあります。 このアップデートについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/kb/HT211896
このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/kb/HT201222