Appleは、今後数年のうちに、すべてのデバイスにFace IDを搭載する可能性がある。
BloombergのMark Gurman氏は、毎週更新のPower Onで、Appleが発表するデバイスの未来について方向性を伝えた。
Gurman氏によると、Appleが掲げているデバイスの最終目標は、低価格モデルのデバイスについてもFace IDを搭載するという方針。
Appleは、すべての製品に顔認証のFace IDを搭載する方向で計画を進めており、今後登場するデバイスには、認証方法の違いで戸惑うことがなくなるのかもしれない。
顔認証のFace IDは、指紋認証のTouch IDと比べて製造コストが高い。そのため、iPhone SEなど、特に下位モデルは、安価な代替手段としてTouch IDによる指紋認証の搭載が一般的だった。
しかし、Gurman氏は、この方向性がいずれ変更になると予測。全モデルへ顔認証が搭載される時期について、今年度中には実現しないが、数年以内にMacへFace IDが搭載されることは間違いがないと伝えた。
これは、現時点での最終的な目標であるため、今後リリースされるデバイスの方向性次第では計画が変更になる可能性も含まれるはずである。
将来的に、iPhoneのようなモバイルデバイスは、仮想現実や拡張現実を実現するウエアラブルデバイスへと置き換えられる可能性もあり、指紋認証や顔認証のほかに、網膜認証なども取り入れられる世界が訪れる可能性もある。
Appleの複合現実ヘッドセット、2022年に発表が濃厚か
Designed by Antonio De Rosa Appleが開発を進める仮想現実や拡張現実の世界。それらを具現化するために、必ず必要な複合現実ヘッドセットの発表が、本当に間近まで迫っている可能性がある。 アナリストのMing-Chi...
Via: MacRumors