Appleは、macOS Big Sur 11.4の正式リリースと同時に、旧バージョンのmacOSにも新たな更新ファイルを用意した。
今回更新ファイルが用意されたOSはMojaveとCatalinaで、対象のMacをご利用であれば無料でダウンロードとインストールを行うことが可能。
本来であればアップデートが終了しているはずの旧バージョンには、新たな機能の追加は用意されておらず、純粋に問題の修正が多数盛り込まれている。
新旧3つのバージョンのmacOSは、セキュリティアップデートとして、悪意のあるアプリケーションや、リモート攻撃を行う者からユーザーを護るために問題箇所の修正が行われている。
サポートが終了した旧バージョンのOSを搭載のMacユーザーは、新しいバージョンのmacOSがリリースされたとしても関心を持っていない可能性が高く、自身の所有するMacにセキュリティアップデートが用意されていることに気がついていない場合が多い。
身の回りに旧モデルをご使用のユーザーがおいでる場合には、是非更新ファイルの確認を話題にしていただければと思う。
今回、Appleがリリースしたセキュリティアップデートは、macOS Big Sur11.4、セキュリティアップデート 2021-004 Mojave、セキュリティアップデート2021-003 Catalinaの3種類。
macOS Big Sur 11.4を正式リリース「複数問題の修正と、Podcastの契約に関する内容など」 / 注意点あり (所要時間:52分)
Appleは2021年5月25日、macOS Big Sur 11.4を正式リリースした。 今回のアップデートでは、iPhoneのiOSアップデートと同様に、Podcastのサブスクリプション契約に関する内容が含まれている。