Apple TV 2021、YouTubeの4K 60フレームに対応「最高画質に対応」


Apple TV 2021、YouTubeの4K  60フレームに対応「最高画質に対応」

Appleが2021年モデルとして用意したApple TVは、旧型のモデルよりもYouTubeを高画質に再生することが可能なようだ。

YouTubeは昨年10月、Apple TV向けアプリの4K対応を発表した。しかし、その4Kは、従来よりも高精細になっただけであり、滑らかさについては、これまでと同様に30フレームの制限が設けられて、真の最高画質への対応は見送られていた。

フレームとはフレームレートのことで、1秒間に表示されるフレームの枚数。動画は、簡単にいえば静止画のつなぎ合わせで、1秒間に表示される静止画の枚数が多ければ多いほど滑らかな映像となる。一般的なフレームレートは30フレームで、滑らかな映像には60フレームが用いられている。もしかすると、今後は更に滑らかな120フレームへと進化する可能性もある。

おそらく、YouTubeがApple TVに画質の制限を設けていた理由は、デバイスの処理能力が原因。2021年モデルとして登場のApple TVには、処理能力に手が加えられてA12 Bionicチップを搭載。処理能力の高いA12で、映像データの高速処理が可能となったことから60フレームに対応したように感じられる。

なお、MacRumorsがテストを行った結果、60フレームに対応のApple TVは、2021年モデルであり、それ以前のモデルは対応していない。

注意点として、60フレームの4Kを利用するには、Apple TVをテレビと接続するためのHDMIケーブルにも注意を払わなければならない。ケーブルに関する内容は、以前にも紹介したが、パッケージに引っかけのような謳い文句が記載されている製品もあるため、購入時には細心の注意が必要だ。気になるApple TVユーザーは、一度過去の記事を確認することをお奨めしたい。

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