Googleは、写真ストレージサービスのGoogleフォトに新たな機能を加える。今回、追加される機能は、シネマティックモーメントと呼ばれる写真合成システム。
連写に近い形で撮影された2枚の写真など、類似する写真を2枚用意することで、システムが抜けた中間部分の写真を自動的に生成。先に用意した2枚の写真と生成された写真を1つに連結することで、自動的に短編動画が作成される。
Googleフォトは、既にシネマティックフォトというサービスを展開しているが、こちらの機能は1枚の写真をじわりと拡大することで、静止画に動的な要素を与えるというものである。
2つのサービスは混同しがちだが、根本的な動作が異なる。
新たに加わるサービスの利用は、GoogleのAndroidを搭載のスマホ以外にもAppleのiPhoneに対応している。対応は、まもなくリリースされるGoogleフォトアプリのアップデートで利用が可能になるようだ。
ライブフォトで撮影をしておけばよかったと、後悔が残る写真があるのであれば、一度試してみてはいかがだろう。
しかし、常にGoogleフォトの機能を使用することは、まだまだお奨めできない。iPhoneユーザーは、可能であれば、iPhoneのカメラ機能からライブフォトをオンにして、ライブフォトで撮影することをお奨めしたい。その理由は、Googleのシネマティックモーメントも機能的には非常に優秀だが、大切な思い出の仕上げとして利用するには、やはりまだまだ実用は難しいように感じた。
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Source: The Verge