Anker、iPhone 12に対応モバイルバッテリー「マグネット式で張り付く」PowerCore Magnetic 5000 / MagSafeとの違いや注意点


Anker、iPhone 12に対応モバイルバッテリー「マグネット式で張り付く」PowerCore Magnetic 5000 / MagSafeとの違いや注意点

Ankerは、iPhone 12シリーズの背面に張り付くモバイルバッテリーPowerCore Magnetic 5000をリリースした。

Amazonへ商品が登録されるやいなや、即ベストセラー1位を叩きだしたモバイルバッテリーは、マグネット式ワイヤレス充電機能を搭載したモバイルバッテリーである。

容量は、5000mAhのコンパクトタイプ。iPhoneのバッテリーを95%まで回復させるだけの能力を有しているようだ。

このモバイルバッテリーは、iPhone 12シリーズのMagSafe充電システムの一部であるマグネット部分を利用して、充電時にはiPhoneに張り付く構造が採用されており、ワイヤレスのモバイル充電器特有の煩わしさを克服している。

ワイヤレス充電機能は、外出先で面倒に感じるケーブルの出し入れも不要で、通勤通学時にもスマートな使用が可能。かなり大きなメリットである。

この製品が「MagSafe対応」を名乗らない理由については、MagSafeの基準に適合していない可能性が高い。

MagSafeは、Appleが定める基準にすべて適合している必要があり、磁性体のサイズや位置など、一部でも異なる点があればMagSafeを名乗れない。なお、どの部分がMagSafeの基準をクリアしていないのかについては定かではない。

このモバイルバッテリーを購入する上で気をつけるべき点は、ワイヤレス充電モードで充電を行う際の出力ワット数である。

Anker、iPhone 12に対応モバイルバッテリー「マグネット式で張り付く」PowerCore Magnetic 5000 / MagSafeとの違いや注意点

Apple純正のMagSafe充電器を利用した場合、15WでMagSafe充電が開始されるが、この製品のワイヤレス充電モードは一般的な5Wという値で、7.5Wなどの急速充電には対応していない。5Wは、Qi規格のワイヤレス充電でスタンダードな出力パワーである。

ただし、有線接続を用いた充電方法は、ワイヤレス充電の2倍となる10Wで電力を供給可能。ワイヤレス接続時の充電ロスも考慮すると、充電をどうしても早急に回復させたい場合には、Lightningケーブルを使用した方がよさそうである。

充電が必要なときに、モバイルバッテリーのみを取り出してサッと充電できる手軽さは、非常に大きなメリット。デメリットを知った上で使用するのであれば非常に買いである。

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