ドコモ新料金プラン1,000円値下げ、一部の人を優遇か / 5Gギガホ プレミアはハードルが高い「将来値上げを視野に入れている可能性」


ドコモは2020年12月18日、大容量プランを見直し、「5Gギガホ プレミア」と「ギガホ プレミア」の提供を開始すると伝えた。

プランの提供は、来年2021年4月1日(木) から開始となる。なお、それに伴い、従来の「5Gギガホ」と「ギガホ」は、2021年3月31日(水) をもって新規申し込みの受付を終了する。

ドコモ新料金プラン1,000円値下げ、一部の人を優遇か / 5Gギガホ プレミアはハードルが高い「将来値上げを視野に入れている可能性」

この新しいプランは、これまでのギガホと異なり、使用量に合わせて2段階の段階制料金を取り入れたプランである。

3GBまでの通信を行う月は2,980円 (税抜)、それ以上は通信量に制限を設けず料金は一律4,480円(税別) となる。

この金額は、「みんなドコモ割(3回線以上) 」、「dカードお支払割」、「ドコモ光セット割」を適応した最大割引値のため、家族にドコモ契約者がいない場合(+1,000円) に、現金払いや別のクレジットカードを使用して支払い(+170円) 、尚且つドコモ光を契約していない場合(+1,000円) には、下記の金額となる。

  • 3GBまでの通信を行う月:5,150円 (税込 5,665円)
  • それ以上の通信を行う月:6,650円 (税込 7,315円)

なお、この金額は、ユニバーサルサービス料(2020年10月時点で2円) は含まれていない。

1回5分の通話無料契約が必要な場合には別途700円(税別) 、国内通話かけ放題オプションを追加するには別途1,700円(税別) が必要となる。

5Gギガホとギガホの違いについては、5Gネットワークに対応している端末を使用するのか、それともこれまで通り4Gに対応している端末を使用するのかの違いであり、契約自体にあまり大きな差はない。

では、この新料金プランは誰が得をするのだろうか。ここで「ドコモだろう」というお声は横に置いておいて、ドコモの契約者として得をする一握りの人たちを紹介しようと思う。

その得をする契約者は、月々の通信量が20GB以上必要な人である。

複数のドコモショップでお話を伺っていると、20GBや40GBの容量を必要とする人は極希にいるそうである。もちろん、地域性や職種にもよるため、偏りがあるのかもしれない。私の知る限りでも1名は大容量の20GBを必要としている人を確認している。

しかし、ギガホの上限100GBともなれば話は別である。新たに取り入れられる大容量プランでは、容量が無制限になるということであるが、実際問題として現状のギガホで100GBに到達してしまったというユーザーはドコモショップ店頭でもあまり耳にすることがなく、お買い得感を演出するために無制限を謳っているのではないかと感じてしまった。

一般的に需要がやや大きい20GB未満の通信量を必要とするならば、ahamoっという新プランを使用すると2,980円(税別) である。おそらく、この料金にはプロバイダ使用料などは含まれていない可能性が高いため、ドコモのspモードを契約した場合、実質3,610円(税込, プロバイダとサービス料を含めた場合) になるはずである。

ただし、ahamoには大きなデメリットがある。2021年3月から提供を開始するahamoは、契約者が基本的に20歳以上であることと、ファミリー割引が適応外である。そのため、1回線をahamoに切り替えると、ほかの契約に付いているファミリー割引やみんなドコモ割りが外れる可能性、家族内通話無料サービスがなくなる問題、一括請求できない回線が生まれてしまう問題、ほかの契約に付いている割引が外れる可能性もある。たとえば、ahamoの契約ではドコモ光セット割りやdカード支払い割引も使用できない。相当な程にがんじがらめのため、計算上ahamoを使用するよりもギガホプレミアを使用する方がトータル面では得だという家族はいるかもしれない。ただし、この場合、支払いを個人個人で行ってはおらず、両親などが一括して支払いをしている場合に限られるだろう。

私の近親では、固定回線(Wi-Fi) を有さない身内でさえ、LINEの通話機能を頻繁に利用しても3GBにすら到達することはなく、私の使用用途では月々0.5GBもあれば十分事足りてしまう。

YouTubeやabemaTVなど、ストリーミング配信を視聴したとしても20GB、多くとも40GBというドコモユーザーは多い。

いつもであれば、ドコモはキレがあり、非常に戦略的な様々なプランを打ち出してくるが、今回に限っては、誰をターゲットにしているのかを見定めることができず、少々明後日の方向へ向きすぎなのではないかと首をかしげている次第である。

もし、もしである。この見定めの付いていない新たなプランが、半年や1年先を見据えた計画の通過点と考えるならば、納得の行く方向性が見えてきてしまい、頭を抱えている。それが、ギガ ライトの新規申し込み終了である。

つまり、予想として考えられる方向性は、将来的にギガライトプランが廃止される未来である。安いライトプランを使用するユーザーにとっては値上げとなり、高いプランを使用する極一部のユーザーからすれば値下げとなる。実質的に見れば、会社としての収益は上がるという仕組みが想像できてしまい、今後の展開が非常に興味深い。

ギガライトを使用し続ければ問題ないという意見も聞こえそうだが、ドコモは新プランへの追い込みが非常に上手である。これまでにも端末料金に割引ができなくなるタイミングで、シェアパックからギガライトへの乗り換えた人も多いのではないだろうか。当初、ドコモではギガ系のプランがいかに優れているかを紹介していたが、実際の支払額を見てみれば、契約自体は100円200円安くなるのみで、端末代は別に来ることから合計金額は高くなってしまった。

あまり先を見据えても仕方がない。無制限にトライしてみたい人は、一度プランを変更してみてはいかがだろう。

5Gギガホ プレミア | 料金・割引 | NTTドコモ
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ギガホ プレミア | 料金・割引 | NTTドコモ
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[タカブログ] takao.iの思想ブログ始めました。とかいうタイトルはおかしいと思う。
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taka
28 日 前

一部訂正しました。
絶対に必要な別料金としてプロバイダ料(spモード利用料300円) を記載していましたが、実際には新プラン内にspモード利用料が含まれます。
誤りをご指摘いた方に感謝いたします。ありがとうございました。

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