マイクロソフトは、Appleの新しいMacに対応したOffice365をリリースした。
新たに対応を決めたMacは、2020年モデルとして登場したM1チップ搭載のMacである。
Intel製のCPUからAppleシリコンへと置き換えられた新生Macは、我々の度肝を抜くほどの高速な処理性能を持って登場した。
しかし、この性能をフルに発揮させるには、Intel製のCPUをターゲットとしてリリースされているソフトウェアではなく、Appleシリコン用としてチューニングされたソフトウェアを使用する必要がある。
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もちろん、M1チップのMacは、Intel製をベースに持つソフトウェアでも一定の高速処理性能は発揮するが、専用設計に勝るものはない。
▼さり気なくBig Surのデザインに対応。画像はPowerPoint。
今回、マイクロソフトがM1チップに対応したOffice365として発表したものは、ユニバーサルソフトウェアである。
つまり、Intel製のCPUとAppleシリコンの両方で使用可能な共用ソフトウェアは、既にインストールされているOffice365をアンインストールすることなく、アップデートを行うことで使用が可能となる。
Office365に含まれているアプリケーションは、Outlook、Word、Excel、PowerPoint、OneNote。
アップデートの自動を選択している場合には、App Storeのアップデートに、新しいOffice365(アプリケーション) のアップデートが表示されているはずである。もし、表示が見当たらない場合には、App Storeを開き、メニューの項目から「アップデート」を開くとアップデート可能なソフトウェア一覧にOffice365が軒を連ねるはずである。
なお、今回のアップデートで、iCloudとの連携が可能となっている。スケジュールや連絡先の管理を1つのアプリにまとめることができるため、これまでのようにアプリの行き来をする手間がなくなった。