Appleが今年2020年の秋に発売を予定している新しいiPhone 12の価格は、iPhone 11と比べて50ドル上がる可能性がある。
50ドルを日本円にすると、現在のレートで5,362.35円となり、最低でも消費税を足す必要があるため5,898.58円となる。その他の諸々の費用は加味していない価格となるため、実質的には日本円で6,000円以上の価格アップとなる可能性がある。
この値上げには、次世代の電波である5Gへの対応と、OLED (有機ELディスプレイ) の搭載が原因にあるとされている。
iPhone 12シリーズを購入する人に受け入れがたい事実として、今後リリースされるiPhoneやiPadなどのデバイスには充電器やイヤホンが付属していない可能性があるということだろう。この情報は、既に多くのリーカーやアナリストから情報が発信されており、iPhone 12を受け取る際に手にするBOXの内部まで公開されている。
充電器やイヤホンが手元に増えると少し嬉しい気分になるのが人間の性であるが、増えものは支払額のみであり、内容物自体は減ってしまう。
日本には端末を分割で購入できる割賦販売があり、海外よりもiPhoneに手が届く層が多く、このAppleの判断が今後日本での売れ行きを大きく左右するのではないかと、私の想像を膨らませている。
海外では露骨に表現を行うことも多いが、日本では静かに身を引く人の割合が多いため、おそらくニュースでは「価格の上昇によるユーザー離れ」のように、価格のみが重視された内容が放送されるのではないかと推測している。