Safari 14を使用したWebサイトのログインで、Touch IDやFace IDを使用することができるようだ。
Appleの開発者ページにて公開された内容によると、Face IDとTouch IDは、SafariのWebサイトへログイン時にスムーズなエクスペリエンスを提供するという。
従来、Safariを使用してWebサイトへログインを行う際には、パスワードを入力する必要があった。それに代わり、Touch IDやFace IDを利用したログインが可能になる。
この切っ掛けを作ったのは、AppleがFIDO Allianceへの参加を決めたことによるものだ。
FIDO Allianceは、信頼性の低い単純なパスワード技術を退けて、よりセキュリティの高い認証の標準化を進める協会である。
この協会へ参加している日本でも有名な企業としては、Amazon、アメリカンエキスプレス、Facebook、Google、インテル、LINE、レノボ、マイクロソフト、ドコモ、サムスン、ビザ、ヤフーなどがある。
Appleは既に2019年の9月に登場したSafari 13のバージョン13.3から、二要素認証を実現するFIDO2セキュリティキーデバイスをサポートしている。
Photo: Apple