Appleは、Mac Proの保存領域を簡単に増やすことができるSSD Kit for Mac Proの販売を開始した。容量の選択肢は、1TB、2TB、4TB、8TBの合計4種類となっている。
価格は次の通り。
- 1TB – 60,000円 (税別)
- 2TB – 100,000 (税別)
- 4TB – 160,000 (税別)
- 8TB – 280,000 (税別)
このキットの特徴は、Mac Proの内部ストレージをユーザー自身でアップグレードすることができる点である。
元々、SSDやHDDといった記憶装置の交換は、本体カバーを開けて差し替える作業と、OSのインストールのみであるため、大した知識は必要としないものとなっている。興味本位でトライできる作業なので、1度挑戦してみてもいいかもしれない。
ただし、Macの場合はいろいろと儀式があるため、必ず説明書をご確認いただきたい。
重要な点のみ抜粋するが、SSDをアップグレード後には、ソフトウェアの再インストールが必要になる。インストールには、Apple Configurator 2を実行する別のMacとUSB-Cケーブルが必要となる。
ほかには、Macの電源がオンの状態で、Mac Proの上部に設けられているラッチを廻してはいけない。Macのシステムが終了できなく恐れがある。
基本的には、電源を抜き、10分程度Macを冷ましたのちにラッチを開け、SSDを挿す。という流れである。必要となるのは、Apple Configurator 2を実行する別のMacとUSB-Cケーブル、6角形の星形をしたT8のドライバーである。
T8は特殊であるが、ダイソーでも取り扱っている極々ありふれたドライバーのため、近所のお店でも入手しやすいはずである。なお、ドライバーも値段に見合う品質というものがあり、気にする人はブランドを意識して購入した方が良いかもしれない。
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