シャープが製造販売を行う日本製マスクの販売画面が賑わっていた。あまりの賑わいに販売サイトが表示できないトラブルが発生したために、シャープはマスクの販売を抽選方式に切り替えた。
第1回の抽選申し込みが行われた2020年4月27日、またもやトラブルが続出する結果となっていた。申し込み画面で抽選の登録を済ませようとすると、ページが真っ白で表示されなかったり、502ゲートウェイエラー(502 Bad Gateway) が出たりで、一向に抽選登録を完了することができない事例が多発していたのだ。本当に抽選の申し込み登録は完了しているのだろうか。第2回、第3回と続くであろう抽選の申し込みに向けて、何かしら抑えておくべきポイントがあるのではないだろうか。そこで、「コレをすると申し込みページにはたどり着かない!」操作と、どういうページが出れば完了しているのかをご覧いただきたい。
アクセスが集中して登録画面が出ない人
集中したアクセスで、登録画面が一向に表示されないと悩んでいる方がいる。確かに皆が関心を向けるサイトであり、時間帯によってはアクセスが一気に集中しやすいサイトだ。しかし、あまりにも集中したアクセスが続くのであれば、操作ミスを疑った方がいいのかもしれない。
よくあるミスとして、1番の候補に挙がる操作を紹介しておこう。そのミスとは、エラーページを表示させたままページの更新ボタンを押してしまうことだ。
SafariやChromeなどのブラウザでエラーページを表示させた状態で、ページを更新してもエラーページが更新されるだけでエラーのままである。ページの更新ボタンを押し続けるという凡ミスは、かなり多くの方がやってしまう事例である。インターネットのシステムに精通していない人にとってはありふれたミスなので、一切恥じることはない。
そのミスを正すのは簡単である。エラーページで更新ボタンは押さずに、一度前のページへ戻り、もう一度アクセスに試みるのみである。
2回目、3回目も同じURLかどうなのかは分からないが、下に第1回のURLを貼り付けておいた。
姓名やメールを入力したあとにエラーが出る
アクセス集中で一向に登録画面が出ず焦れったい思いを募らせていたところ、ようやく出てきた入力画面。名前やメールアドレスを入力して抽選登録を済ませようとすると、今度は応募ボタンを押すと出てくるはずの確認画面がエラーページである。思わずため息が出た。
私の場合は、奇跡的にも異なるエラーが連発で出てきた。502 Bad Gatewayという完全にサーバーがキャパオーバーを起こしているエラー画面が出てきたと思えば、次は真っ白の画面がお出迎えである。おそらく「この記事を世に出せ」という神の思し召しだろう(と思い込むことにした) 。異なるエラーが表示されて4度目の正直で抽選の登録を完了することができた。
入力後の応募直前にエラーページが出た場合
姓名の入力を終えて、あとは応募ボタンを押すだけのところでエラーページが出た場合は、もの凄く悩みどころだろう。更新ボタンを押すか、それとも戻るボタンを押すか、それともソッとブラウザを終了させて応募したフリを決め込むか。
私の場合は、一か八か苦肉の選択で「戻る」ボタンを押した。ここまで来て後戻りを決めるのは心が折れそうではあるが、既に萎えていたので どうにでもなれという気持ちが勝っていたようにも思う。
通常であれば、先に入力した姓名などの内容が消えた真新しい画面が出てくるか、またエラーページとの戦いだろうと半ば諦めモードであったが、戻るボタンですんなりと前のページに戻ることができ、入力内容も残った状態であった。もし、応募ボタンを押した次のページでエラーが出た場合は、勇気を振り絞って戻るボタンを押してみてはいかがだろう。
当選者へ送られてくるメールは偽物に注意
シャープはTwitterで注意を呼びかけている。おそらくは、シャープを名乗る偽物が現れるのではないかと心配しているのだろう。私もそれは心配している。安心できる日本の大企業が製造するマスクに関心が集まる中、こうした本物のブランド名は語るだけで心が緩むものである。ましてや抽選に応募した人へ偽物からメールが届きでもすれば、信用する可能性は高くなるだろう。
もし当選通知が届いたのであれば、送信元がシャープであることを念入りに確認した方が良さそうだ。また、メールに記載されているURLがシャープのものであるかも念入りに確認した方がいいだろう。メールアドレスはシャープのアドレスを使用していたとしても、文章内から誘導しているサイトURLがシャープではない可能性もあるからだ。呉々も念入りに確認してもらいたい。